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クエスト名 『血の栄誉』
Whiterunへ帰還してすぐ、名馬Frostを快く私に譲渡した後Riftで別れたLouis Letrush本人と鉢合わせして驚いた。Maven Black-Briarの持ち物に手を出した以上、Riftenに彼の居場所はもうなかろう。逃げてきたのか。 「!」 「忠告よ、あの爺さんには嘘を付かないこと。でも知る必要のないことまで話さなくてもいい」 Riftのアジトを潰した報告の返答はAeraさんの憂鬱な表情。幹部の一人が失踪して、そう長く隠し通せるものではない。この日が来るのは覚悟してましたが… 「うむ、そうだ。掛けたまえ」 階段を下りてKodlak団長の私室を訪ねると、穏やかに着席を促された。 「…敵討ちのことですか?」 当然のように団長はSkjorの死、それとAeraさんと私が始めた復讐にも気づいており、軽率な行為だと暗に咎めた。 「君は我々が何故人狼となったのか、その理由を知っているかね?」 「Skjorからは“祝福”だと聞いてます」 「あぁ、彼ならば言いそうだな。何を信じるかにもよるが、現実は一人の信奉者が語ることよりも複雑なものだよ」 同胞団が何故に獣の血を受け入れることになったのか、団長は至った経緯を語り始めた。 「先任者の中に人は良いが思慮の浅い者がいた。彼は魔女同盟に安請け合いをしてしまったのだ。“もし同胞団が彼女たちの主Hircineの為に狩りをするなら偉大な力を授ける”と言われてな」 「騙されたのだ」とKodlak団長は溜息をついた。 団の歴史は五千年前、ElfからSkyrimを奪い取った蛮王Ysgramorが率いた五百名の“同胞”にまで遡る。が、人狼化の習慣が始まったのは僅か数百年ほど前からのこと。先任者の一人が魔女に唆され、力と引き替えでそれが永続的に、死しても続く契約とは知らずに狼の血を受けた。騙されたと気づいた時には後の祭り。以後はこの秘密を隠匿する為に人狼化を続けているに過ぎない。 団長は人狼の力を祝福と捉える者、AeraさんやSkjorを否定はしなかった。そういう生き方もあると認めた上で自身は違うと白露した。 「当たり前の人間に戻る方法はないのですか?」 「年老いてからはそればかり探し求めてきたよ。そして遂に見つけた」 魔女が始めたことなら魔女に解決させれば良い。それが団長の辿り着いた答えだった。 3rd-Eraの一時期、Witch-Queenと呼ばれたJsasheと彼女の魔女同盟がWhiterunを支配していたのは有名ですが、どうもこの辺りは魔女と因縁の深い土地柄のようです。いずれにせよ過去の話…とか思っていたら、今もHammerfellとの国境付近に魔女たちの生き残りがいるのだそう。 魔女の首があれば獣の血を浄化することが出来る。同胞団の不幸な運命を断ち切る為にその首を獲ってこいとKodlak団長は私に命じた。 私は自分の選択を不幸な運命だなんて言いませんが、まぁ、幹部になるのに人狼を強要するような組織は廃れて当然だ。団の将来の為にもそんな掟は無くしてしまったほうが良い。 恒例、魔女の洞窟を出るや樹海を低空で飛ぶ竜の姿が。 竜の首は南東を向いている。このまま直進すれば越境してCyrodiilへ入り込んでしまうが。 妙な雰囲気だな。城壁の内は静まり返って、物音一つしない。深夜を廻ってるとはいえ、普段なら酔い客の一人や二人は通りで屯してるはず。はて、心なし衛兵も緊張しているような… 「心配ないわ、この二人は」 入口の階段に死体が並ぶ。傍らに転がるのは…銀製の武器!? 本部に飛び込むと悲痛な顔のVilkasが迎えた。 その向こう、肩を落として座り込むFarkasの傍らに鎧を剥ぎ取られ、投げ出された老人の脚が見えた。 「大事な仕事だったと思いたいな。ここで彼を護れなかったのだから」 「殺ったのはシルバーハンド?」 「あぁ、Jorrvaskrを襲撃する度胸がついたらしい。皆で応戦したんだが…」 Vilkasは嗚咽をこらえ、絞り出すように犠牲者の名を口にした。 「団長は…Kodlakは…死んでしまった」 大ホールには団長以外の死体もある。同胞団の兄弟に被害はないとVilkasは答えた。 「大丈夫だ、だが奴らはWuuthradの欠片を全部持ち去りやがった。お前と俺で取り返しにいこう。主要なキャンプに攻撃を仕掛ける。奴らの物語を生きて語れる者は一人も残さない。歌い継がれるのはJorrvaskrの歌だけだ!」 何故こんなことになるのか?これは私のせい? #
by yamanobe26
| 2012-09-29 16:18
| Skyrim日記
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