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クエスト名「Lost Friends 5」
四百年にわたり増築を繰り返して巨大化したGlenvar城は地上のみならず地下も又、果てしなく広がっていた。周囲の遺跡、砦跡、自然洞窟、更にOblivionの虚空まで。何でもかんでも繋げりゃいいってもんじゃないわよ。おかげで探索はなかなか終わらない。 “鍵”のマスターは既に過去の人。懐の中からもう一つのMeridiaの水晶と鍵の束が出てきた。哀れ水晶の回収には成功したものの、地元チームに敗れた。 Molag Balの像…Inner Shrineだわ、Ancient Oneが潜んでいた。…なるほど。地上への出口Lost Soulsの洞窟は私が入った直後に天井が落ちて塞がってしまった。外へ出るにはここを通るしかないか。 MausoleumはGlenvar城直下のInner Shrineに隣接している。吸血鬼の生き残りがいないかを調べ、通路の安全確認をした後、再びMausoleumへと戻った。 ホントしぶとい連中ねぇ。Ulricに言われるまでもなく、死人使いの殲滅はギルドの悲願。今代の大魔術師の方針は見敵必殺、皆殺し…ではあるが。Grand Masterは一軍の将を気取っていたけど、こいつら揃いも揃って召喚術もマトモに使えない三流魔道士ばかりなんだもの。Ulricが雑魚と一笑したように、ネクロマンサーなんて名乗るのもおこがましい。とっとと逃げ出しゃいいのに、何忠義立てしてるんだか。 失礼な、私の何処をどう見たら死人使いに見えるんだ。危険なショーにかりだされるものと勘違いして食ってかかってきた一際血の気の多そうな帝国人、彼が兄Corwyn。 Ylgarの代わりに救出に来た旨を説明するとCorwynの態度は一変した。 「これはお会いできて光栄です!私としてはぁ、出来れば別な機会であればよろしかったのですが…私と兄弟は城を訪れる途中でありました…ですが、あぁ何があったのかはご存じでありましょう、でなければ貴女がここにいらっしゃるわけがありませんしぃ」 …そうか、この兄弟ウチに仕官しに来たんだったけ。すっかり忘れてた。未来の主を前に、緊張でCorwynの舌はしどろもどろに縺れた。 「災難だったわね」 「Ylgarの話、誇張ではありませんなぁ。貴女の指揮のもと、これら死体泥棒にそう簡単には忘れられない教育を施すのは自分の喜びであります。ではぁ、いかが致しましょう。何をすればよろしいでしょうかぁ?」 好機到来、CorwynはSkullに復讐する気満々だ。 「さっさと逃げなさい」 逃走経路を伝えると、Corwynは二、三度ドングリ眼をしばたいてフリーズした。まぁ、事情がまるで判ってない人間に幽霊が道案内してくれるなんぞと言えば当たり前か。 「…確認いたしますが、貴女は私に囚人を率いて番人の宿舎とコントロールルームを抜け、Mausoleumへ向かうようお望みであると。そこでUlricなる幽霊が洞窟の進み方を教えてくれる。充分です、よく分かりました。つかぬ事をお聞きしますが、予備の武器なぞお持ちでは…あぁ、いえ結構、行軍中に拾うことにします。問題ありません!いくらでも手に入りましょうから。貴女は私の助太刀を望んでおられない、ですな?ではご希望通り、城でお会いいたします。幸運を、我ら全員に!」 Corwynは若干の不満を滲ませながらも早口で捲し立てると弟たちのもとへ向かった。Glenvar城の修繕で地下の竜の間から城内へ上がることが出来る。以前に比べれば行程は随分と楽だが、それでも彼らは潜ったり登ったりのアスレチックを体験することになる。牢暮らしの長い者には辛い。 …はてさて?聖地と言っても何もないじゃない。ドワーフなみのギミックマニア、無駄な事に金を掛け放題なAlbric一族のことだから又大袈裟なパネルがドーン!どでかい神像がバーン!ってな感じを予想したのに。どこでMeridiaの水晶を使えって… 何故、番人がMeridiaなのか。英雄Ulricが竜から相続したものは“不滅の魂”。それが竜の魔法の正体。いわば、尽きることのない無限のエネルギーだ。死霊術を扱う者なら喉から手が出るほど欲しかろう。Albricの一族はネクロマンサーが竜のお宝の入手を目論むと考え、天敵Meridiaの聖地を造った。毒を持って毒を制す。 悪趣味な仕掛けねぇ。スラリとしたおみ足に見とれてると脳天に楔を打ちこまれて墓穴を掘る。 灯りが消えた暗闇の中、胸に真っ赤な宝石が怪しく輝く小さなシルエットがワラワラと這いだしてきた。 Blood Cavern。Ulricの話によれば五人のElkynaz、多分Dremoraの氏族が洞窟内のポータルでOblivionの何処かにDragon's Callを持ち逃げした。逃走の際に閉じたポータルはMeridiaの水晶で既に開いているはず。
by yamanobe26
| 2008-09-03 16:16
| Oblivion日記MOD編
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