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クエスト名「Staff Guide」
一人住むには何かと不具合の多い大邸宅、Verona屋敷。仲介人Salva Hardingは名のある家に相応しい運営をするべきとHunter仲間の雇用を提案した。評議会が軍の派兵を認めたためBrethren対策はNight Hunterの手を離れ、事実上グループは解散。メンバーは元の、あるいは別の生活へと散っている。 アカデミー担当のMarimarはVerona Bayに在住している。悲願を達成した彼は、Altmerの貴族らしく正式にMarimar of Heartshavenを名乗り、街に家を購入して優雅な暮らしを始めた。今も父、Sanderionの墓参りを欠かすことはない。 「私は生活の為に働く必要はないんです。でも、君には随分と借りを作りましたからね。条件を認めて貰えるならお手伝いしますよ」 Marimarは収入が別口にあるので給与はいらない。勤務時間は午前8時から午後8時まで。仕事は司書。自分のコネで本を入手し、格安で販売する。また、彼はいわゆるスキル本のオーソリティで、それが何処にあるのか情報を提供してくれる。 Marimarは筋金入りの図書委員だ。 「私に良い仕事をさせたいなら、君が拾ってきた本をライブラリに置くのは控えるように。棚はそこらに沢山あるでしょ」 コレクションに要らぬ手を出すなですと。ぶっちゃけ彼は屋敷に自分の趣味と実益を兼ねた書房を作る気でいるわけだ。 「ありがとう。本音を言いいますとね、君の本を書くのに君のところで働くのが一番都合良いのですよ。感謝します、レディ」 彼が執筆中のタイトルは『チャンピオンとOblivionの門』と『チャンピオンと吸血鬼の王』になる予定。 「俺はArgonian嫌いのとこで働いて以来、二度と執事はやらんと誓ったんだがなぁ…」 「そこをなんとか。知り合いに可愛い娘が一杯いるわよ、ChorrolのDar-Maとか」 「だが、君の為に働こう」 脚の傷の癒えた情報収集担当Haroldも街に滞在している。というか行くところがないので、Marimarの家に居候してるだけだが。 Haroldの雇用条件は月に100G、部屋と食事付き。勤務時間は朝8時から夜10時まで。但し、彼は屋敷内に住むので実質は24時間労働。仕事は秘書兼執事。服飾の分類、冒険者の雇用、仕事の経過報告、給与の支払いなどマネージメント一切を取り仕切る。 「では、お嬢様。私めにおまかせを」 助っ人その一、Vasquezは婚約者のMirabellaを連れてVerona Bayへ引っ越してきた。Harriet Leachの家を買い取って二人で暮らしている。Mirabellaは大金持ちなので、彼の立場はジゴロ。 「だな、俺はこの空虚な日々を埋める何かを欲してる。君に大きな借りがあることも忘れてない。Mirabellaと家族の命を救ってくれた」 新婚ホヤホヤの癖に暇だと曰うのはいかがなものか。 Vasquezは義理堅い男だ。借金を返す立場にサラリーは不要ときっぱり断った。自宅通いで午前8時から午後8時までの勤務。職はトレーナー。射的場とトレーニングルームの管理。彼自らとのスパは勿論、訓練用にゴブたちを飼育する。 助っ人その二Ossunaはというと、帝都のWaterfrontのスラムにあるHunterの隠れ家に、何故かDiamasを引っ張り込んで“May shadow hide you”な仕事に精を出している。私が彼女を見つけたときはヘマやってガードにとっ捕まる寸前だった。 「幸せぇ!仕事が出来るのね」 「鍛冶屋で良ければ」 冒険者Kirin VanGarffが作り上げたVerona屋敷の本当の姿は地下にある。館はAyleidの遺跡の上に建っており、様々な施設を隠し持つ。中でも鍛冶場はその中心を占め、あらゆる装備を作り出す工場だ。残念ながらOssunaは鍛冶が本職ではないので武具の分類や一般的な修理にしか施設を使えない。高い戦闘スキルを持つ彼女はパーティ要員でもある。屋敷内に住み、鍛冶場にいる時間は午前8時から午後8時。給料は月100G。 つい先日まで白銀の鎧を誇らしげに纏っていたのは誰だったのか。パレスガードを辞したDiamasは職も探さず昼間っから酒浸りの日々を送っていた。駄目男を囲うのもある種女冥利に尽きると言えないこともないが、Ossunaに拾われ飼われてる。 「屋敷の警備を頼みたいの」 「興味ある仕事だな。いいだろ」 元凄腕ガードのDiamasが出来る仕事は用心棒しかない。住み込みで食事と休憩と睡眠時間以外はフルタイムで屋敷を警備し、ボディガードとして雇い主が外出時に付き従うのは当然。給与は50Gと半値だが、屋敷の酒を飲み放題なので実質は皆と変わらないかも。 「悪くない、屋敷の研究室はNarissaの勉強の為にも利がある。但し、条件付きでだ!」 雇用の件をすんなり承諾するかと思いきや。 「知ってるぞえ、Sanderionの阿呆の件でNarissaを連れ回したであろう。憶えておけ、私は怒っておる」 許可無く愛娘を現場に出した代償として、給料は割り増し料金を上乗せしてきた。 魔術工房はVerona屋敷の目玉の一つだ。ギルドのそれに匹敵する設備で、各種祭壇は勿論、Oblivionの植物庭園まで備える。Ka-Valaの勤務時間は午前8時から午後4時、給与はNarissaと合わせて200G。二人で工房に住み込み、Ka-Valaはアドバイスのほか、調剤と資材管理を行う。 Narissaの仕事は主に祭壇の管理。冒険者デビューを夢見てトレーニングルームにも通う。Ka-Valaの厳重な監視下の元、勉強漬けの毎日を強いられる姿が涙を誘う。師の不在を狙ったも同然なのでKa-Valaの怒りはもっともだが、連れ出した私にも責任はある。一言、言ってやらねばなるまい。 「Ka-Vala、彼女はもう子供じゃないのよ」 「判っておるわ、Narissaを鍛えるためには世に出さなくてはならぬとな。お前を信じよう。冒険に連れていくがよい」 交渉の結果、私が保護者に付く条件で彼女は外に出る自由を得た。 これで屋敷に必要な職はメイドを残すのみ。事件の影の功労者Vicenzaが候補だが、Hardingから有能な秘書を取り上げるのは気が引ける。Hardingが政界にデビューして帝都に引っ越すまでは待とう。 (追記) Verona屋敷再興のニュースは紙面を賑わせた。 “Black Horse Courier増刊号! Verona屋敷蘇る! 新たなオーナーはチャンピオン! Verona Bayの街にとって記念すべき日と記す以外にない。街の中心に建つ広大な邸宅が五十年近くも孤独に魅入られた末、奇跡的に再び門を開いたのだ。 屋敷の復活は誰の功績なのか、勿論、Cyrodiilのチャンピオンをおいて他にない。 チャンピオンが有名屋敷の開放に至った経緯についてはまだ多くが謎だが、新たに起きた我々の生命と自由が脅かされる危機が再び回避されたと思われる。 チャンピオンが丘の上の大邸宅を満喫する為には何をすべきか。勿論、魔術工房やトレーニング施設が楽しみなのは間違いない。しかし、ここにちょっと眼を引くユニークなニュースがある。前オーナーがお宝をしまい込んだのかは分からないが、聞いた話では金庫が一つや二つ隠されているそうだ。 チャンピオンの最初のゲストは一体誰なのだろう” それは正面の山に住むライオンだった。
by yamanobe26
| 2008-04-25 16:35
| Oblivion日記MOD編
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