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クエスト名「The Lair Of The Vampire Lord(後編)」
五つのBrideの鍵を入手し、Vulnaの隠れる最後の扉を潜った。 伊達に長生きしてない。“Fingers of the Mountain”を凌駕する魔法とWarLordを越える肉体。さすがにインチキさ加減が人間離れしてるじゃないの、ヴァンパイヤロード! ま、死んだ者のことを気にしてもしょうがない。それより考えなくちゃいけない切迫した問題がある。地上は遙か彼方でウンザリするほど離れてるのだ。…帰り道、どうしましょ。 こんなにも美しい青空を見ることも叶わず、数百年も地の底に住まう者たちがいるなんてね。同じ空の下、涙と憎悪で人襲う獣が天を呪いながら息を潜めてる。千年前も、そして今も。Vulnaが息絶え、Night Brethrenが滅んでも吸血鬼の悲劇は終わらない。 「ま、軽いもんよ」 Verona Beyへ戻り、引退したHardingにVulnaの死を伝えたのではあるが。Night Hunterの悲願、打倒ヴァンパイヤロードを達成したにも関わらず、何故か彼は喜び半分、話半分。報告の最中も何処か気まずい表情で人の顔色を伺っていた。 「忘れてないわよ、Verona屋敷でしょ」 屋敷に呪いを掛けたのはVulnaではない。当然、彼が死んでも封印は解けない。 「…屋敷に関して伝えていないことがある」 はて? HardingはVerona屋敷について全てゲロったはず。まだ隠し事をしてた? 「君が現れる以前に、君が勝つと言った者がいる。VicenzaがVulnaの死を予期していた。状態を調べる為に屋敷へやって来た時、すぐに彼女から聞かされたよ」 意外な名がHardingの口に上った。Vicenza、自他共に認めるHarding氏のお上品な秘書。 …不思議な話、というかそんなアホな。私がCyrodiilへ来たのは二年前だ。HardingがVeronaへ遺産相続に訪れたのは五年前。当時はCyrodiilにチャンピオンなんぞいなかった。Vicenzaは何を予見したっていうのか。 「屋敷は封印されていた、私室の一つを除いてね」 「貴方…中に入ったことがあったのね!?」 呆れた。とんだ詐欺師だわ、この親父。 けれど、彼は屋敷に脚を踏み入れた事を後悔していた。 「あぁ、その通り。そこで気づいたものに動転させられた。二階の寝室へ行けば私が聞いたもの、感じたものが分かる。身の毛もよだつ何かだ、認めよう。私は恐怖に駆られ逃げ出し、戸に鍵を掛けるのが精一杯だった。何かがあの屋敷に居る。呪いを掛けて以来ずっと」 「…」 「君は数多くの恐怖に立ち向かってきた。最早、怖れるものは何一つなかろう。鍵はここにある。すまん」 後は自分の眼で確かめてくれ、とHardingは引き出しから鍵を取りだしてきた。 Verona屋敷に巣くう身の毛もよだつ何か。 果たしてそれは…
by yamanobe26
| 2008-04-16 23:28
| Oblivion日記MOD編
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