Simらしのなく頃に+Oblivion日記

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OBLIVION日記MOD編その44

クエスト名「The Gilded Cage(後編)」
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メインホールは溶岩に没していて入れず、外の階段から二階へ。
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「!」
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「このぉ!!」
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早速奇襲を受けた。姿を消して襲いかかってきたのは吸血鬼、Night Brethrenの兵士。Sanderionをオモチャにしてる看守どもだ。
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いちいち透明化の呪文を使ってくる…やっかいだわ。Narissaは姿の見えない敵とは旨く戦えない。加えて彼女の体力は常人並。格闘戦に強いヴァンパイヤと狭い空間で戦えば一撃で吹っ飛ばされる。出来るだけカバーしないと。
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城内はDaedraが入ってこないようにバリケードが組まれ、素直には進めない。上下いったりきたりを強いられる。
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ここは…?
九つの椅子と周囲に並ぶ神像…あぁ、Sanderionが夢見た知的コミュニティ、評議会か。吸血鬼とDivinesって妙な取り合わせの気もするけど、別に彼らも病気持ちってだけで何処の神を信仰しようが自由だ。勿論、信じる信じないも自由。

議会場の先は左右のウィングに別れてる。向かって左側はダイニングと倉庫。

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「む!?」
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「逃がすか!!」
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戦場から脱兎の如く逃げ出したのは典獄、この城の責任者。Vasquezを閉じこめてた奴もそうだったけど、Brethrenの幹部って上にいくほどしょうもない連中ばかりな気がする。典獄の懐から牢獄の鍵をゲット。あとは牢の場所を見つけるだけ。

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倉庫の最下層はワイン蔵だった。一本失敬しようかと思ったが、並んでる瓶のうち本物はごく僅かで大部分は人血。樽の中はどっちかしら。確かめてみる気はしないけど。

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通路奥に隠し扉あり。


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出たのは牢。ハズレだわ、中は空。期待したSanderionの姿はなし。この街全てが彼の檻だ。わざわざ鉄格子の中に押し込んでおく必要はないか。…となると一体何処にいるんだ。

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階段を上った先は看守のバラック。兵は酒盛りのまっ最中。
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ベッドは例によってみな棺桶。何度見てもシュールな光景だわねぇ。


バラックから南の囚人塔へ入った。別棟だがバラックを通る以外にアクセス出来ない。Sanderionを留め置くにはピッタリ。

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備え付けの梯子を登っていくと粗末な部屋にAltmerの男が一人立っていた。



f0049366_15544543.jpg「君たちはBrethrenでもDaedraでもないな。私に何のようだ?」
「探したわよ、Sanderion」
「…私を助けに来た!?」
「えぇ、苦労したわ。帰りましょ、Mairmarが待ってる」
SanderionはMairmarに似た、年の頃もほとんど変わらないHighElf。背筋も伸び、とても数十年の虐待を生きのびた人間には見えない。これも不死のなせる業なのか。


「…君が私の運命を告げる者か」
「え?」
「ここで時間から逃げ続けた。だが、欺くことは出来ないのだな」
「…」
「地上で私を待っているのは何か。待つのは死だ。これは救助ではなく処刑だよ」
喜びに輝いたSanderionの瞳が一挙に光を失った。彼の不死性はこの世界限定。地上に帰還すればいずれは死ぬ、当たり前の人間として。…これだけ惨い目にあってもまだ不死に未練があるのかしら。
「戻る気はないの?」
けれど彼はきっぱりと否定した。
「最後にもう一度息子に会うことが出来るなら、喜んで行くとも。私はこの場所では死なない。死が近づくと忌まわしい魔法で“病院”に運ばれる。牢獄と大差ないがね。城の奥深くだ。秘密の通路が蔵に繋がってる。私は酷い傷を負えば姿を消す。君たちはそこへ探しに戻らなくてはならない」
「あのワイン蔵ね。大丈夫よ、敵はもういないから」
「なら行こうか。私がどんな末路を迎えるか見てみよう」
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Sanderionは地上へ戻ることには同意したものの、Brethrenの情報は明かさなかった。
「話す気はない。まずは息子に会わせてくれ。私の心は息子が健在と知って晴れた。秘密は彼にだけ伝える」
何を聞いても息子に会わせろの一点張り。情報を渡した後、置き去りにされるのを怖れてるのかもしれないわね。

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ま、敵はいないから帰還自体は楽なもの。Sanderion一人でも悠々でポータルまで歩いていけるんだが。彼が何を躊躇っていたのかは地上に戻ってみて判った。Kvatch Caveへ脚を踏み出した途端に彼の姿が一変したのだ。

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「貴方…」
「歳月とは重いものだな。死が憂鬱な子守歌を歌っているよ。年齢が私に降り積もってきた。もう時間はそれほどなかろう。頼む、連れていってくれ、Mairmarのもとへ」
Sanderionは自らの末路を眺め見て嘲笑った。

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VeronaのHarding邸で父Sanderionを迎えたMairmarは終始無言だった。


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「これでいい?」
「充分だ。ただ私は疲れてる、細かな話は後にしよう。VulnaはHeartstoneの持つ秘密の研究に精通している。彼はその禍々しい宝石に自らの魂を変換した。当人とHeartstoneが接している時のみ危険な状態になる」
「魂を切り離した?」
「彼は宝石を厳重に保管している」
「それって…」
Sanderionは一つ頷いて繋げた。
「Oblivionだ」
Underking、Zurin Arctusが使った手口と同じか。でも…
「VulnaはどうやってOblivionに接触を?境界の障壁は復活したはずでしょ?」
「君たちが封じたのDeadraの世界から我々の世界への移動だ。我々がOblivionに移動するポータルはまだ活きているんだよ。Vulnaは個人的なルートを確保してる。HeartstoneがSigil Stoneのようにポータル維持の役割を果たす」
…薄々そうじゃないかと思ってた。でなけりゃ私がSheogorathになるなんて事態おこりっこない。

「さぁ、私を休ませてくれないか。一眠りさせてくれたらもっと話そう」
Sanderionが疲労を訴え、とりあえずその場はお開きとなった。


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ホテルで一休みする気でいたらMairmarが小声で頼み事をしてきた。


「Vulnaの秘密はOblivionにあります。我々が成し遂げるには皆の知恵を総動員しなくては。父が休息をとったら、私が話を聞きます。君はKa-Valaを迎えにいってもらえませんか。彼女と合流する時がきました。君が訪ねれば彼女は来るでしょう。父がHardingの屋敷に滞在してると伝えてください」
「分かった」


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Mairmarが父親の帰還を喜んでいるのは間違いない。自ら書き上げたリポートの中でSanderionを愚か者と断定しつつも、父親の生存を確信した彼は嬉しそうだった。それでもやはり、一連の悲劇の引き金を引いた父親を勇んで迎えることは出来ない。

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「おや、Championかえ。Narissaが戻ったのかと思ったよ」
「彼女は元気よ」
「寂しいもんだね…あの子が元気ならそれでいい」
Ka-Vala師は変わらず暖炉を占領して静かに読書中。ただその背中は少し小さく見える。

「山を下りればいいわ。SanderionがHarding邸にいる」
「Sanderionが帰還したとな!またとない知らせよの。これでようやくMarimarも一息つければよいが」
「…」
「お前は私を待たなくてよい。私もすぐに出る。護衛はいらぬ。盗賊も獣も私には無縁だ。勿論、道行きは歓迎するが、お前の時間は切迫しておろう」
Ka-Valaはこれまたいつものように迎えにきた私を三分で追い出した。でも時間が切迫していたのは本当の事。私は間に合わなかったが。



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「父は死んだ」
「ごめんなさい。私が連れ出したせいね」
「いえ。悲しまないで。もう充分皆の分まで私が悲しんだ。彼は満足気に逝きました」
「お父様と話は出来た?」
「沢山のことを。私は予言を誤解していたのではないかと思います」
「…?」
「“彼の者の傷を癒せ”、それは父の事を指すと思ってきましたが…私のことだった。Heartshavenの一族は平穏を取り戻す」
一族の汚名を晴らす。Marimarの宿願はこれで果たされたのかしら。彼は否と首を振った。

「まだVulnaを止めていない?」
「その通り。やるべき仕事がある。Oblivionの入口の場所はVulnaの最高機密です。知っているのはMirandahalにいる彼の妻たちと最高幹部のみ。父はそういった情報には関知していなかった」
「…そう」
「諦めることはない。Hardingに考えがあります。彼と話を。私は父が眠りにつくまで夜通し側にいますよ」


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by yamanobe26 | 2008-03-05 19:30 | Oblivion日記MOD編
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