Simらしのなく頃に+Oblivion日記

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OBLIVION日記MOD編その43

クエスト名「The Gilded Cage(中編)」
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 『裏切者の日記』

“今日、看守がケーキを持ってきた。我が王国の統治35周年を祝うと。彼らは『Sanderionの愚行』と呼び、私は地獄と呼ぶ。勿論、手の込んだ冗談だ。私は馬鹿ではない。ここを治めてなぞいない。この城の一画から離れることすら出来ないのにどうして統治などと。私は囚人だ。ケーキを食べたりしない。当たり前だ。それは隅から隅まで人の血で作られていた”

“必要なのは機敏さだ。私は罰を受けている。昨夜、再び逃走を試みた。看守は弛んでる。どうにか私室の鍵を開け、城の中庭までたどり着いた。だが、都市の外周部を守るDaedraに後退を余儀なくされた。結局、吸血鬼の看守たちの情けに縋る結果になった”

“多くの者は私が経験している運命が妥当なものだと考えているに違いなかろう。私もそう思う一人だ。時折、ここに至った経緯を思い出す。Garn Vulnaとの最初の出会いは鮮明だ。私は彼を主と呼ぶ気はない。実際に会ったわけでもない。私はBerundaの偽装薬を使った。何故彼女はあの幻視効果について明かさないほうを選んだのか。勿論、私が目にしたイメージは虚像などではない。人間だ、若くてとても魅力的な。吸血鬼の権利に関する彼の主張は説得力に満ちたものだった。私は彼に弄ばれたのを認める”

“脱出を試み罰を受けた。家具類を取り上げられた。幸運にも床下に日記を隠す事が出来た。他に綴ったもの同様、いずれはこれも見つかるだろう。彼らは私の損失を嘲笑い、鞭で打ち、拷問するのは疑いようもない。実際、今だってそうだ”

“私は死ぬことが出来ない。看守はそれを楽しんでる。血を搾り取り、鞭打ち、殴ることも出来る。焼き、切り裂き、そして私は回復する。だが、私は感じるのだ、切られる痛みを、殴られる痛みを、全ての痛みを”

“私は服用を続け、Vulnaに会い続ける。しばしば自問する。私は彼と話す為に薬を使い続けたのか。対話は圧倒的かつ明瞭だった。我々は古の知識や国家の状況について話し合った。中でも多かったのは不死に関してだ。時と共に私は彼の秘密をせがむようになっていった。今は私が持っている。唯一の切り札だ”

“私は死にたい。再び息子、Marimarの死を聞かされた。連中が彼の死を告げたのはこれが初めてではない。お気に入りの虐待の一つだ。海賊になり、その罪でAnvilの広場で処刑されたそうだ。その前は私を追ってきてこの城で殺され、Daedraが鳥の餌にするために彼の骸を吊しただったか。明日は、でなけば来週にはMarimarの出世話でもする気だろう。彼は評議会に籍を置いてるが、姓は捨てたとか。みんな嘘つきだと知ってはいても、そんなイジメ一つより千の鞭打ちのほうがずっとありがたい”

“繰り返される夢を見たことは?私はある。幾度も幾度も同じ夢を。そこに戻る、Night Brethrenのエージェントの到着を待つBravilの宿へ。寂れた酒場の代わりに人が群がってる。皆、私が知っている者、私が愛していた人々。彼らは一斉に振り返り、囁くのだ。裏切者と!”

“今日は素晴らしい日だった。捕らわれる前にHarbor Townの木造区域まで辿り着いた。ほんの僅かな時間だったが、自由を味わったのだ。一軒だけ開いており、身を隠すことが出来た。結局は見つかったが、それは希望を与えてくれた。このツケは大きい”

“人は魂を売るとき何を犠牲にするのか?VulnaはBerundaのパーティを誰も殺さないと私に約束した。彼は自分で言っていたように、ただヴァンパイヤ問題を皆に伝えたいだけだと。皆を招いたのはヴァンパイヤとナチュラルの間に平和を築く為と私を説得した。彼は普遍的な治療法の確立が望みであり、私はそれを信じた。勿論、私は自身の利益ありきで行動し、最初にその約束を引き出した。彼はNight Hunterの誰にも危害を加えないはず。私の為にもなる。不死と都市の支配。私は若く、そんな考えに大きく揺らいだ。結果、ここにいる。死は訪れない、この贅沢な牢獄にある限り”

“最後に付けてから三週経ってる。苦痛を越える拷問を受けた。私が耐えた恐怖については書く気にもならない。私はその間中、ただ題目を唱え続けた。逃げたい、朽ちたい、死にたいと”


『裏切者の部屋にこの日記が隠されていたのを発見いたしました。Anin Sulliaに処理をお任せします。裏切者はこの罪により重い罰を受けるでしょう。気に掛かるのは最初の頁の図案です。単に抽象的な図なのか、あるいはより重要な意味があるやもしれません』




旧Night Hunterの魔術師Sanderion。ヴァンパイヤロードGarn Vulnaの甘言に唆されて仲間を裏切り、それで得たのは人外と吸血鬼そして囚人一人が住むここ、“贅沢な檻”。


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この街は屍だ。Oblivionの塔はハイエナの牙。いずれは天も地も血で染め尽くされ、真っ赤な世界に変わる。

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どの家も閉鎖され、彷徨いてるのはDaedraのみ。
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ヴァンパイヤはDagonとお友達ではないから当たり前。
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通りは勿論、細い路地や階上、水中と様々な場所から襲いかかってくる。




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区画を仕切る門の柵が降りていた。開閉装置の類は見あたらないが、門の上から攻撃を仕掛けてきた奴がいる。レバーは上だ。
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壁の上部と建物の間に橋が通ってる。どこかの家から出られるはず。
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頭上の橋を追っていくと表通りの奥に一軒だけ閉鎖されていない家があった。
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なかは普通の家屋。テーブルと椅子があり、暖炉、ベッドもある。オアシスってとこね。一、二階は荒らされていないが三階は争った跡が残っていた。逃走を試みたSanderionが隠れた家だわ。

時刻は深夜を回ってる。この世界に昼夜があるとも思えないけど、少し休ませて貰いましょう。



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数時間の休憩の後、空は相変わらず厚い雨雲が塞いでるけど気持ち明るくなってきてるような気がする。昼夜があるとすると…奇妙ね。

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壁の上で柵を巻き上げるレバーを発見。





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柵を上げて隣の区画へ。
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とても綺麗な街並み。地上でもここまで整備された街は見たことがない。

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明るさを増した灰色の空を背負う豊穣の女神、Mara。この区画に入ってからDaedraの襲撃が途絶えた。彼女の加護が活きてる。

Mairmarは虚飾と決めつけていたが、違うと思える。
吸血鬼の“楽園”なら夜だけあればいいし、家畜は檻の中で飼えば済む。お日様も人が住める街も必要ない。ここは明らかに人間の街だ。過去にVulnaの主張に賛同してNight Brethrenに加わったのはSanderion一人ではなかった。人間と…健常者と感染者の共存を願っていたというGarn Vulnaの話は本当のことだ。この街はその為に作られ、そして破棄された。Vulnaが夢を捨てたから。
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Maraの加護もここまで。隣の区画では再びDaedraが群れをなして通りを塞いでた。



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門を潜るとまた様式が変わった。中央の塔を取り巻くように道が弧を描いてる。どうやらここが終点らしい。

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変わらずDaedraが襲ってくるが、その数は少ない。


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Daedraの掃除がてら調べてみたが、Oblivionの塔には入口がなく壁に開けられた門の一つに牢獄通路とあった。日記によるとSanderionはDaedraから隔離された城に幽閉されてる。塔ではない。

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通路の先は、見た眼はかなり違って見えるが、明らかにSkingrad城を模した城だ。VulnaはよほどHassildorが嫌いなのね。門番から鍵を入手して中へ。
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by yamanobe26 | 2008-03-03 20:05 | Oblivion日記MOD編
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