Simらしのなく頃に+Oblivion日記

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OBLIVION日記MOD編その6

クエスト名「Witchhunt(前編)」
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“…今日、新入生に会った。彼女の名はViola Tarensa 、とても賢そうな娘…”

“…更に多くの品々が大学より失われた。杖、武具、鎧のパーツ、要するに、誰かが戦の道具を手当たり次第に盗んでいる…”

“…Viola Tarensaは大魔術師に対しても距離を置かない。そんな生徒は他にはいない。彼女は子どもの頃、Blackmarshの国境付近にいたと教えてくれた。その地に脚を伸ばしたことはないが、緑為す森と沢山の古い砦跡、彼女の話を聞いてるだけで自然が溢れ、ロマンチックな場所だと判る。ViolaはGold Throat砦、かの有名な山賊王子のラブソングに惹かれ、彼女が幾度も訪れた遺跡の虜なのだ…”

“…盗人を捕らえた、現行犯で。彼女だと判った時、私の心は張り裂けた。犯人はViolaだった。警備兵が同行していたので、彼女を捕まえ、釈明と詰め所へ連行する以外の選択肢は無かった…”

“…私は決めた。これ以上、魔法大学の大魔術師に留まることはない。Hannibal Travenに職を譲る。Brenaに家を購入し、私はCyrodiilの最も外れの片隅で余生を送ることにしよう…”

“…Raminus Polusが伝書鳩を寄こした。Viola Tarensaの名を再び聞くことになり、そして彼女は再びコレクションの為に武具を盗んでいると。Raminusが捜している魔女がViolaではなく、彼の過ちであって欲しい。私は大学の日々より彼女には会っていないし、死んだものと思ってきた。ああ、神様、どうかあの娘が生きて魔術師ギルドの告発する犯罪に関わっていませんように…”

『Clara Astatius' journal』




「ふむ…なるほど。つまり我々はGold Throat砦でViola Tarensaを発見できそうだと。結構だ!こういう情報が欲しかったんだ。ご苦労さん、受け取ってくれたまえ」


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帝都の魔法大学へ戻り、先々代の大魔術師Clara Astatiusから与った日記をRaminusに手渡した。彼は大学時代のページに、Claraが語ったとおり、“魔女”Violaの潜伏先と思われる砦の名を確認した後、お駄賃だと言ってコインを握らせてきた。…くれるものは頂きますよ、喜んで。でも、何故にとても不愉快な気分になるのでしょうか。


f0049366_1210487.jpg「Viola Tarensaを止められる?」
「可能な限り早期に、心配ない。お望みなら手を出してくれても構わんよ?」
「ここの責任者は私なんだけど?」
「正しい答えだ」
「ホントにそう思ってる?」
「…さて、これまで我々はViolaの潜伏先の情報を探しあぐねていた。それが何処にあるのか判明した今、パレスから警備兵を引き上げることが出来る。彼らを呼び戻せば、ギルドはGoldthroat砦に半ダースのバトルマージを送り込むに充分な戦力になる。現地で合流するといい。協力して賊のアジトを襲撃してくれ。投降を拒否した場合は、Viola Tarensaと共犯者たちを殺しても構わない」

ギルドの組織論をあっさり無視したRaminus Polusは、念のためだと言って日記を戻し、実行部隊の準備に取りかかった。



かつてClara Astatiusは愛弟子Viola Tarensaが犯した不祥事の責任をとって職を辞し、人里離れた僻地に隠居を決め込んだ。だがViolaは出所後も同じ過ちを繰り返し、殺人にまで手を染め、自らの所在を隠匿するために師であるClaraの命をも狙った。…私が会ったClaraは、それでもまだViolaの更正に希望を持っているように感じる。師の愛情とはかくも深い。

私は反抗的で自惚れ屋で出来の良い教え子とは言えなかったでしょうけど、Traven…あなたもそうだった。



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“魔女”のアジトGold Throatは事件の渦中、Panther河の岸辺にある砦跡。崩れて中身を晒しているが、往時は水と緑を従えた美しい砦であったことが伺える。晴れて昼間なら見事な鏡像を河に浮かべるに違いない。Viola Tarensaが夢中なのも分かる気がするわね。

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…静かすぎる。
派遣部隊の姿がない。まだ到着してないのかしら?


しばらく待ってみたが誰も現れないので、砦の中を探ってみることにした。
入口の扉を潜ってすぐの階段に、影を背負ってバトルマージが一人ポツリと立っていた。

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「何があったの?」
「死んだ!みんな殺られた!」
「!」
「所定の配置を完了する前に我々は発見されてしまった。焦った挙げ句にやむなく応戦した。だがViola Tarensaの一味はこっちより数で勝り、多数の魔術師が手練れだった。倒せたのはほんの一握り、連中のほうは…」

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足下に死体が二つ。部隊は既に突入していて…しかも敗れた?
「他に生存者はいないのか?」
「罠に掛かって、全員死んでるわよ。私は辛うじて命を拾った」
生き残ったバトルマージThoudiyalは引きつった笑顔で吐き出した。
「殺りたいならあの凶悪な魔女と術者どもと戦えば!私はもうご免よ!」
Thoudiyalは脇目も振らず出口を走り抜けていった。


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…また、このパターンか。
バトルマージに限らず、軍と名の付く組織が必ずと言っていいほど敗退もしくは撤退寸前においこまれるのは何故なんだろうな。


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もっとも、この砦で何が起きたのかは、Thoudiyalが捲し立てたことと少々異なるらしい。入口に掛かってる髑髏の数珠つなぎでやな予感はしてた。


突然、砦の奥で爆発音が響いた。まだ戦ってる!?



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く…やっぱりか。
山賊魔術師が魔法を連射して迫り来る敵から懸命に逃げ回っている。ゴブリンだ。
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魔術師はすぐに逃げ場を失い、悲鳴を残す間もなく殺された。


最悪だな、これは。
基本、ゴブリンは七つの部族毎にテリトリーを持っていてそこから出てくることは滅多にない。例外はBitterfish、はぐれゴブリン。目の前にいる連中だ。勝手に湧いて出て、穴蔵や遺跡に住み着き縄張りを作っているから居場所を把握するのが困難。小鬼なんて名が冗談みたいに強力で、はっきり言うと“魔女”や“山賊”よりもずっとやっかい。こんなところでドンパチやったら双方に甚大な被害が出る。事前に敵情を調べていれば、五人も失わなくて済んだのに…


逃げ出したThoudiyalは、山賊側にほとんど被害を与えられなかったと言っていたけど、相当にパニくってたのね。

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実際に殺ったのはゴブリンでしょうけど、相手にもかなりの犠牲者が出ている。どの通路も点々と新しい死体が横たわっており、この勢いだと山賊側もほとんど壊滅状態だろう。

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下の階層、山賊魔術師が逃げ回っていた桟橋の真下で扉を一つ見つけた。アジトの入口で間違いない。しっかり旋錠されてる。

通路に転がっていた山賊の死体から鍵の類は出てこなかった。となると桟橋でゴブリンに集られて死んだ魔術師、あいつが鍵を持ってるのか…
困ったわね、場所がよろしくない。死体はShamanたちの巣にあり、懐をあさったら気づかれる。ふ…む。




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山賊魔術師の骸から鍵を拝借するついでに、ゴブたちにも協力して貰うことにした。
精々頑張んなさい。無駄でしょうけど。


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山賊たちにエールを送って解錠した扉の向こうは、一本道の通路。
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「あら…ここまで来ちゃったの?追手は振り落としたとばかり思ってた」
奥に扉がまた一つ、開けると法衣の女が現れた。

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“魔女”Viola Tarensaご登場。余裕タップリに歩み寄り、正面に立って挑発してきた。ゴブリンの巣をアジトにしてるぐらいだ、彼女の瞳は暗い狂気が宿ってる。
「驚いたのは認めなくてはね。そんな気概のある人間がいたとは正直意外。貴女、冒険者の鑑だわ。女でここまでやるのは珍しいわよ」
出来れば殺し合いはしたくなかったのだけれどね、Clara Astatius。
「でも、貴女の物語はここでお終い」
勘弁して頂戴。


「死ねぇ!!」

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by yamanobe26 | 2007-11-11 14:18 | Oblivion日記MOD編
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