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私は強敵Gatekeeperを倒し、狂気の門を出てManiaの土地に進んだ。 「鮮やか」 襲ってきたのは生意気にも大魔術師の法衣を纏う女…よね。声は男だったけど。女男が住んでいたLongtooth Campは寝床こそ数があるが、他には誰もいない。日も暮れたし、調べ事は後回しにして一泊させて貰うことにした。 傍らの本は 『Heretical Thoughts』。眠れない女将Dredhwenの店で買った本と同じ。つまり昨日襲ってきたのはHeretic、“異端者”だ。 家中には他に二冊の本があった。 『Bark and Sap』はHereticに関係したもののようだが、内容のほうはチンプン。Root SystemやらGnarlという単語が頻繁に出てくる。この島の生態系のようだけどまるで分からない。 『The Predecessors』は島に散見する遺跡の研究結果だ。こちらはかなり興味深い。この世界は正確に千年周期で同じことを繰り返しているというもの。一見同時代のものに見える各遺跡だが、調査結果では作られた時期が千年ほどずれているそうだ。簡単に言うと千年ごとに同じ文化が生まれ、滅びる、この繰り返しをしていると結論づけている。著者のYngvar the Wandererは復讐に燃える神がこの島を滅ぼすというGreymarchの伝説から、それが現実に起きているのではないかと考えている。しかもその時期はそう遠くないらしい。この著作も古いものではないだろうから、もしかすると著者が島内にいるのかもしれない。話を聞いてみたいな。 この島の生き物が奇っ怪なのは植物に限らない。 懐かしさの余りウルウルしてたら、とっとと行けと言われた。冷たいわねー。 Daedra LordたちはLordと付くだけあって、Oblivionに領地と配下や民を持っている。Mehrunes Dagonの騎士DremoraやMeridiaの兵士Auroran、Mephalaの蜘蛛女などなど。ちなみに六号DaedrothはMolag Balの配下だ。Molag BalはDaedrothのチャンピオン、やたらに強力なDaedrothというだけで、Daedra Lordとはまた違うらしいけど。 当たり前だが、この島には帝国軍がいない。よってGolden Saintがガードをやってるようだ。レギオンとは違い、奉仕する立場ではないので人当たりはよくない。これも当たり前か。 驚きの重ねがけ、今度は突然上半身裸の男が乱入してきて、銀のハンマーで木のお化けを殴り倒した。 と、爽やかに笑って去っていった。 Yngvar Doom-sayerと名乗る男だが、なまっちょろい裸にシルバーハンマー。己に酔うが如き笑み…乙女が引く要素満載だ。顔がひきつっちゃったじゃない。 カエル=トカゲはScalon、巨大化する木のお化けはGnarl。Gnarlは『Bark and Sap』に出てきた名だわ。Root Systemとかいう生態系を維持している守番がコイツだ。 “Root Systemの世話役、管理者はGnarlであるとするのが最良の理論だ。この生き物はトンネルの掃除と一般的なメンテナンスをする傾向があり、過剰な琥珀を取り除く。その行動は直接観察されているが、観察時間は攻撃的なGnarlの性質により制限される。しかしながら、死骸から発見される多量の琥珀はこの見解を裏付ける” …まだ分からない。何かしらRoot Systemって。 それにしても、やっぱ人間の方も奇っ怪な奴が彷徨いてるわ。Yngvar Doom-sayerだって。裸の伝道師様か。 …あれ? Yngvar…Yngvar… Yngvar the Wanderer!? “放浪者”と“終末を説く者”…間違いない。あの男が『The Predecessors』の著者だわ! 振り返っても遅し、裸の男の姿は見あたらない。あえて話を聞きたい気も起こらないんだが。 クエスト名「Taxonomy Of Obsession」 夜通し歩いて島の北部へ。空のキャンプのすぐ下に村があった。Highcrossだ。こぢんまりとした集落で、住人は三人だけらしい。 「もし、Haleへ寄ったら、Thornの騎士Pykeに会うといい」 「あー知ってる、Zoe Maleneとこの奴ね」 聞いてない、私は何も聞いてない。 「あや、知らない人が街に。でもアタイが常日頃言うとおり、知らない人ってのはまだ見ぬ友人っていう意味だ!ハイ、友達。アンタ、アタイを援助する気ない?ちょっと物入りでさ…なんでもいいんだけど、とにかく感謝しちゃう」 「コレでいい?」 コインを渡すと、Argonian女Runs-in-Circlesは「ありがとう、ありがとう」と駈けだしていった。名前の通り歩かない女らしい。 「お風呂に入った経験は?」 Bruscus Dannusは綺麗好き。街を掃いて回ってる帝国人の男。 「終わりが来る時があると知っている私は幸いだ。それに対し何も出来ないと知ってることも」 箒で枯葉を払いながら物騒なことをブツブツと呟いていた。 …なんだろ? 最後の一人、DunmerのMirili Ulvenは研究者だそうな。何やらリサーチをしてると先の二人が教えてくれた。 「貴女は新参ですね、ですから私も寛容に応じましょう」 「よろしく」 研究馬鹿…もとい熱心な研究者も狂気に分類されるらしい。まぁ、間違いなくマニアではあるか。魔術師ギルドの三分の一はここの住人の資格があるってわけだ。 「私はShivering島のあらゆる生き物の分類を編纂しているのです。天候や星、月の運行との関連をです。私を邪魔するべきではありません!私の研究は最高の集中力を必要とするのです。二度同じことを言わせないよう願います」 「面白い話ね。続けてくれる?」 「私は素人と無駄なおしゃべりをする時間はないのです。私がEncyclopedia Sheothiaを仕上げたそのあかつきには、貴女の心の項目でそれを学ぶとよろしいのです」 「それは光栄。手伝いましょうか?調べものをしてるって聞いたわよ」 「私の研究を手伝ってくれると言うのですか!?」 Mirili Ulvenは酷く驚いて考えこみ、何やらメモを取り出した。 「う~ん…未熟者の貴女でも出来そうなことを思いつきましたよ。ここに私が必要とするもののリストがあります。そこにあるもの全てを入手して下さい。入手先を教えて頂きますからどこで見つけたかも覚えておいて下さいよ。それが重要なのです」 アイテムだけではなく、場所も覚えておかなくていけないのか。めんどいわね。 渡されたリストにはこうある。 “私、HighcrossのMirili Ulvenは、以下の品のサンプルに対し各々金貨10枚を支払うものである。私は各々一つのサンプルを必要とするだけで、同じ品に対しては報酬を払わないものとする。 Alocasia Fruit Aster Bloom Core Black Tar Blister Pod Cap Congealed Putrescence Digestive Slime Elytra Ichor Flame Stalk Fungus Stalk Gas Bladder Gnarl Bark Grummite Eggs Hound Tooth Hunger Tongue Hydnum Azure Giant Spore Pod Pit Rot Scale Scalon Fin Screaming Maw Shambles Marrow Swamp Tentacle Thorn Hook Void Essence Watcher's Eye Withering Moon Worm's Head Cap” …うわ、随分とあるなー。 ことのついでにでも探してあげましょうか。 Highcrossの街というか村を出て、長い下り坂を歩いてようやく大きな街が見えてきた。Shivering島の首都、Sheogorathの住むNew Sheothだ。
by yamanobe26
| 2007-04-11 15:51
| Oblivion日記SI
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