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![]() “…Phillidaによると帝国軍兵士は13件の怖ろしい「黒の聖餐」跡を発見した。噂によれば暗殺を依頼する為にDark Brotherhoodのメンバーを呼び出すのに用いられる不吉な儀式だ。儀式により正真正銘の殺人者が間近に出現するか否かは未だ不明だが、黒の聖餐自体は現実に存在し、真実悪夢の要素を含む。禁忌「A Kiss, Sweet Mother」は示している。「黒の聖餐」には蝋燭で囲まれた狙う犠牲者の贄、身体の各部位、心臓、頭蓋、骨、そして肉からなる、を含む。儀式を続行するならば、Nightshadeの花びらを擦りつけた短剣で、繰り返しを贄を刺さねばならない。その間、「愛しき母よ、愛しき母よ、我が前に御子をお寄越し下さい。価値無き罪人に血と恐怖の洗礼を施す為に」と誓願を唱える。この儀式が為されたかも知れないというだけで怖ろしい。罪なき犠牲者を殺害して金を得るという謎めいた暗殺者(幾人かの目撃者によれば常に黒いフード付きの法衣を纏っている)を呼び出すという意図だけでも十二分に怖ろしい…” Drunken Dragon Innのカウンターで目に留めたBlack Horse Courierの一面。それはクライアントがDark Brotherhoodに繋ぎをつける儀式、“黒の聖餐”の痕跡がガードに発見され、生前のAdamus Phillidaがその取材に応じた時の記事だ。 ![]() ![]() 蝋燭に囲まれた、頭蓋に骨、心臓、肉、そしてNightshadeの花びらに短剣。Black Horse Courierの記事と同じ。みんな揃ってる。 帝都のTalos Plaza地区正門すぐ隣にあるClaudius Arcadia邸。ここの地下室でその儀式は行われた。Black Horse Courierにはこの家のことが書かれており、私はそれを読んで帝都に立ち寄る事にしたわけだ。家主のClaudius Arcadia本人はすでに逮捕されて帝国刑務所に収監されており、ここに来る前に看守に頼んで面会してきた。 ![]() Claudius Arcadiaは勘違いしている。儀式を行ったから逮捕されたわけじゃない。Dark Brotherhoodと契約を交わしたから捕まった。 ![]() “やったぞ!昨晩、誰かは知らないがDark Brotherhoodの代理人が訪れた!Night Motherが我が願いを聞き入れたのだ!金と引き替えに、男は満足をもたらすと約束した。奴がどこに隠れているのか、Dark Brotherhoodがどうするのかも知らないが、居場所が見つかり次第、Rufioは死ぬんだ!” Rufio! 私が入団試験で殺した、あの老人だ。 なるほど。儀式はNight Motherの知るところとなり、Lucien LachanceがClaudius Arcadiaの前に現れたのは間違いない。 ![]() Claudius Arcadia邸に侵入した翌日、大学図書館を訪れた。 ![]() Oblivionの侵攻時、私はMazogaと共にMythic Dawnの本拠地Mehrunes Dagonの神殿を襲撃した。その際に入手した本なんだが、ろくすっぽ読まずに大学図書館に寄贈したのを思い出した。 Enric Milnesの著作によればNight Motherは“ふわりとした白髪で、赤く皺のよったリンゴのような頬とIliac湾のような蒼い瞳を持った小柄な老婆”とある。 Night MotherとEnric Milnesの会見は、二人手を取り合い夜の墓場を散歩しながら行われた。 “私はBrotherhoodの手を借りる為に来たわけではありません” 私は正直に話した。 “では、何故ここへ?” Night Motherは尋ねた。彼女の瞳は決して私から離れることは無かった。 私は貴女のことが知りたかったと告げた。彼女の返答に期待はしていなかった。だが、彼女は私に言った。 “私は物語を気にかけてはいませんよ、あなた達作家は夢を見すぎです” 彼女はくすくすと笑った。 “そのいくつかはとても面白いですし、あるものはいい商いになりますわね。私は特にCarlovac Townwayのフィクションに出てくるソファでくつろいでるセクシーでダークな女性が好きかしら。本当の私、私の歴史はドラマチックなお話にはなりませんの。私は盗賊でした、ずっと昔、盗賊ギルドが出来たばかりの頃。強盗に押し入るとき家の周りをうろうろするなんて面倒でしょう、で、私たちの多くは家の住人を絞め殺すのが最も有効だと気づいたの。そのほうが都合がよかっただけ。私は殺人の芸術と科学を専門とする部門の設立をギルドに提案したのです” “それが容易に認められない考えだと思ってはいなかったわ” Night Motherは肩をすくめた。 “私たちにはこそ泥、スリ、鍵開け、故買屋、そのほか仕事で重要な分野の専門家がいました。ですがギルドは殺人を推奨するのは商売には良くないと考えました。沢山、本当に沢山の議論があった” “彼らは正しかったのかもしれない” 老婦人は続けた。 “でも、それでもなお、私は降って湧いた死が同様の利益を生むことを見つけました。死者から奪うだけではなくね。もしあなたの犠牲者に敵がいるなら、それは割とお金持ちがいらっしゃるのですけど、あなたはその代金を払って貰うことさえ可能なのですよ。そのことに気づいてからは打って変わって私は人々を殺し始めました。絞め殺した後、私は二つの石を彼らの目に押しこんだ。一つは黒い石、一つは白い石を” “何故です?” 私は尋ねた。 “一種の名刺代わりね。あなたは作家でしょう?あなた達は著作に自分の名を残しませんか?私は自分の名を使うことは出来ないけれど、潜在的なクライアントに私と私の仕事を知って欲しかったのです。もうやりませんけどね。必要ないですし。当時はそれが私のサインだったのですよ” “それでMorag Tongを作られた?” 私は尋ねた。 “あら、この私が?いいえ” Night Motherは笑った。 “Morag Tongは私よりずっと以前からありましたの。私は年寄りですけど、そこまで老いてはいませんわ。彼らが最後のPotentateの殺害で混乱しはじめた頃、私は只暗殺者としてちょっと雇われていただけです。彼らはTongのメンバーを抜けたがっていた。私が他の殺し屋組合のアイデアを持つまでの間ね。そして彼らが流れてきた” 私は慎重に次の質問を発した。 “私にこうして話した以上、私を殺しますか?” まだ若い青年であったEnric Milnesに好感を持ったNight Motherは、インタビューの内容を発表しないことを条件に彼を無事に帰した。が、後にEnric Milnesは誘惑に負け『Sacred Witness』を執筆し、当初は匿名で発刊された。結局、彼は殺害され、その遺体の両の眼に黒と白二つの石を押し込められて見つかったそうだ。『Sacred Witness』がEnric Milnesの執筆であることが確認されたのは更にずっと後のことになる。 ![]() ふぬ。 Dark Brotherhoodの連中を見てる限りはその存在は象徴以上の意味が無いようにも思えるけど、果たしてNight Motherは今も組織のトップとして君臨しているんだろうか。生きているなら、その婆さんを蹴落とすか殺すかしないと私はグランドマスターになれない。 Night Motherへの興味は尽きないが、私は帝都を出てSkingradへ向かい、城の中庭の井戸で次の契約書を見つけた。 クエスト名「Broken Vows」 ![]() ![]() “手を汚す用意はいいか、Silencer? 君の次のターゲットはJ 'Ghastaという名のKhajiit貴族だ。奴の家はBrumaで見つけることが出来る。J 'Ghastaは最近Cyrodiilの名の知られた貴族の娘より手を差し出された。だが、奴は無きに等しい娘の持参金を知るや申し出を断った。その娘の家族は憤慨し、その通り、J 'Ghastaに無礼の代価を支払わせる為にDark Brotherhoodが雇われた。BrumaのJ 'Ghastaの家に向かい、惨めなその生涯を終わらせよ。 だが、用心しろ。そのKhajiitは裕福かつ暇を持て余しており、素手による戦闘スキルに磨きをかけることに時間を費やしている。いかなる敵をもその腕だけで殺せる奴を侮るな、慎重に行動しろ。 更に悪いことに、J 'Ghastaは何者かが自分を殺そうとしている事に気づいていて、戦闘が通りに及んだ際は、ガードに手出しせぬよう買収している。 ターゲットを始末したならば、次の依頼状をOld Bridgeの下の古びた箱に探すといい、帝都の丁度南だ。箱にはJ 'Ghasta殺しの報酬と次の契約情報が含まれている” …? なんだ? あの影男、こんなマメな奴じゃなかったと思うけど。 私は文面に違和感を感じつつも、さっさと仕事を片付けるべくBrumaへ向かった。 ![]() どうにも腑に落ちなくてJ'Ghastaの自宅を調べてみると、ダミーの酒樽からBlack Handの法衣と戒律の教本が出てきた。まいったわね。 ![]() これが何かの偽装でなければ、依頼状は嘘パチ。J'GhastaはBlack Handのメンバーってことになる。 …Lucien Lachanceめ、一体私に何をさせてるんだ? ![]()
by yamanobe26
| 2007-03-28 18:36
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