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クエスト名 「Confront The King」
「私はこのSoul Gemがどんな意図で働くことになるのか知っています。その目的は他ならぬ私自身の魂を捕らえること。そしてMannimarcoに取り込まれ、彼の力は増大する」 ! Hannibal Travenの話は十分にありうる。Travenに匹敵する魔力を持った魔術師はこのCyrodiilにはいない。過去にもMannimarcoはそうやって力を得てきたと聞く。 「貴女はMannimarcoのその手にGemが渡らぬよう、それを奪取する為に送られました。分かっていたのです、彼が大学に向かって侵攻し、私を迎えにくると。彼を止めることができる者はほとんど誰もいなかった。しかし今ならば、私は貴女に彼を破るチャンスがあると信じます。準備が出来ているなら、貴女が引き受ける最後の仕事があります。言うまでもなく、ギルドで為せる最も重要な任務です」 いよいよだ。Mannimarcoを倒せる。やらいでか。 「いけます」 「本当に覚悟が出来ていますか?私は貴女に何が待っているのか確信が持てない。けれどあなたが動き始めれば、私たちが話すことは二度とないと知っています」 私が死ぬとでも言うの?冗談。 「大丈夫です」 「ならば私の話を聞いて、よく聞くのです」 Hannibal Travenは私がやる気満々…もとい揺るぎない決意を見てとって話を続けた。ここからが本題だ。 「Mannimarcoはあるものを探しています。しかし、それは貴女の手にあり、彼に破滅をもたらすでしょう。貴女が所持するこのGemで、貴女の心を奪おうという彼の企てに耐えられるはずです。そして彼が失敗したとき、それが貴女が攻撃すべきときです」 その特注品のBlack Soul Gemで、蟲の王が使うというWorm Thrallの術が防げる? 「私たちの話が終わった後、貴女はこの宝石を所持します。そしてMannimarcoを探しだし、彼を滅ぼすのです。貴女はできうるどんな方法でも使いなさい。それが彼を破る唯一の希望です」 Travenは表情を緩め、穏やかに語りかけてきた。 「私は貴女の全てを信頼しています。それゆえ私は貴女にギルドを委ね、去ります。私がいなくなった時、貴女は大魔術師、そしてギルドの指導者として認められます」 え? 「貴女の仲間の魔術師たちを導きなさい、よりよく。未来は貴女の肩にかかっていますよ。さようなら、友よ」 止める間もなかった。彼は糸の切れた人形さながらに崩れ落ちた。Travenは自身で魂をGemに封印した。 聞いたことがある。Gemに閉じこめられた魂は狂う。けれど自ら望んで封印した場合は意志を持ち続ける事ができる。Hannibal Travenは私を守る為にその魂と意志を宝石に封じた。 …ごめんなさい、Traven。私はあなたのことが好きじゃなかった。こんなことになったのはみんなあなたのせいだと思ってた。本当にごめんなさい。 私は帝都を出立してMannimarcoが潜んでいるEcho Caveへ向かった。鍵が開いてなかったら持久戦ね。いつかは出てくるでしょう。 けれど、その心配は無くなった。死人使いにも阿呆はいる。 「おまえは身の程知らずにも蟲の王に接触する気か」 Echo Caveに到着したとたん、扉の前にいたコイツが話しかけてきた。 「もしお前が猊下との謁見を求めるなら、この扉を開けねばならぬ。鍵は私が持っている。そして死ぬまで私が守っている」 「そう、ありがとう」 洞窟の中を降りていくとネクロマンサーとアンデッドたちが盛大に出迎えた。ファイナルステージだ。派手で結構。 伏した敵の中にはバンパイヤが一人混じっていた。Hassildorの間者か。悪いわね、伯爵。今日を限りにどうせお役ご免だけど。 そして私は遂に洞窟の最奥に立った。ここで全て終わる。 老人はニヤニヤ笑いながら私に近づくや、いきなり手を突き出してきた。 気づいた時には遅かった。私の体は麻痺して動かなくなった。 「Bolorのやつは足止めに失敗したか。まぁいい。我々の用が済んだらなら生き返らせるとしよう」 Bolor?入り口の阿呆のことか。 「現状では君に他の選択肢はなかろう、しばらく話でもしないかね?」 老人は勝ち誇って笑った。 「本当のところは、私は大魔術師のTravenを待っていた。彼の期待の弟子よりもだ。彼が自身で私と向き合うことが出来ないとは残念だよ」 え? 「私は長年の間に、彼の前任者にも沢山会った。Galerionには特別な感情を抱いているし、彼がいるのなら手に入れたいくらいだが」 こいつが…Mannimarco? 「けれど、その代わりが君だよ。いずれ将来には十分な技術となる。それは君の器を物語っている。私にとってはTravenと同じぐらいに有益だ」 「お断りよ」 「おや、おや。私は君に選択肢があるとは言ってないつもりだがね。私はWorm Thrallsの長い伝統に従い君を作り替える。君の教育は楽しみだよ。君の魂は私に剥奪される」 「何ですって?」 「力だよ、友よ。私は力を求めている。多少なりともそれを持つ者を捕らえ研究する。我々の背後には同じものがある、君のギルドと私。君はまだ“善”と“悪”に捕らわれており、それらが同じことの表象であると認めていない。ゆえに私に“悪”の烙印を押し、私を滅ぼす無駄を犯す。私は見ているよ、そして待とう。君が私を受け入れるとき、君は私のものだ」 勝手なことを。善と悪に差がないのに悪いことばかりやってるのは何故だ?“善”と“悪”を区別してるのは、お前自身じゃないか。 「Travenを得る代わりに、私は君を迎えることにする。それにここで我々の用が済めば彼に個人的に会いに行き、彼も手に入るだろう」 話の時間は終わりとばかり老人は私に魔法を掛けた。Worm Thrallの術か。だが私には効かない。Travenが私を守ってくれている。同時に体の麻痺が解けた。 私は驚いている老人の前から姿を消した。 安心していいわよ、J'skar。このジジイは透明になってる者が見えてない。Mannimarcoは怒鳴り散らしながら周囲を探し回ってる。 「ウォーミングアップは終わりだ!哀れな虫けらよ!」 …ですって。 こいつがMannimarcoか。どんな化け物かと思ったら、ただのHighElfのジジイじゃない。 こんな老人が無敵に不死身とは笑わせる。いきなり麻痺呪文なんてセコイ手使いやがって。 Jeanne、Irlav、Traven、みんな…終わったわよ。
by yamanobe26
| 2006-05-20 22:09
| Oblivion日記本編
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