Simらしのなく頃に+Oblivion日記

simrasi.exblog.jp
ブログトップ | ログイン

「ザ・シムズ2」+「ひぐらしのなく頃に」+「The Elder Scrolls IV: Oblivion」+「Fallout 3」ファンサイト
by yamanobe26
プロフィールを見る
カテゴリ
ご注意
Simらし本編
Simらしスナップ
Sims2使用素材
Fallout3日記 Index
Fallout3日記
Oblivion日記 Index
Oblivion日記本編
Oblivion日記外伝
Oblivion日記SI
Oblivion日記MOD編
Oblivion日記W
Skyrim日記 Index
Skyrim日記
その他のジャンル
  • 1 病気・闘病
  • 2 経営・ビジネス
  • 3 歴史
  • 4 イベント・祭り
  • 5 哲学・思想
  • 6 鉄道・飛行機
  • 7 介護
  • 8 ネット・IT技術
  • 9 ブログ
  • 10 スピリチュアル
最新の記事
Skyrim日記-Index
at 2012-10-29 20:36
Skyrim日記その41
at 2012-10-29 20:35
Skyrim日記その40
at 2012-10-21 21:10
Skyrim日記その39
at 2012-10-17 10:56
Skyrim日記その38
at 2012-10-11 14:02
エキサイト
XML | ATOM

Powered by Excite Blog

個人情報保護
情報取得について
免責事項

Fallout3日記 その6

クエスト名『Big Trouble in Big Town(中編)』
f0049366_11303872.jpg

黄昏の廃墟に木霊する咆哮と"I Wish I Was in Dixie"。ライフル弾が火花を散らし、真っ赤なレーザーが肉を焼く。互いに一歩も譲らず至近で撃ち合う巨人と玉。

f0049366_11312443.jpg
f0049366_11314739.jpg
突然の乱入者に背中から撃ち抜かれた巨人は地響きを立てて崩れ落ち、脳天気なマーチと共に騎兵隊は悠々と去った。連合国万歳。


小さな町の大きなトラブル、Big Townの住民Dr.Redを拉致したSuper Mutantのアジトは木っ端微塵のGermantownで核攻撃にも踏ん張った警察本部。さすが官製品は丈夫ですよねぇ…と感心しつつ警戒中のMutantを始末すべく夜を待っていたら、近所を通りがかったEyebotが突撃をかましてくれたおかげで侵入はグッと楽になった。

f0049366_1147085.jpg
f0049366_11471566.jpg
一階の扉はロックされていて開かない。脇の階段からトントントンと登って二階へ。ここから入れそうです。

f0049366_11475518.jpg
“マダ足らん”
“分かってる。まだ二人だ。女は連れて戻ろう”
“下にいるチビ助は、アイツは連れてクか、ン?wHAHAHAHA!”
“いらン。aHAHAHAHA!”


侵入した途端、野太い声に埃が舞う。間近で話し声…二人いますね。


f0049366_11482691.jpg
“もうBig Townのチビどもはほとんど掴まえタ。あとはどうする?”
“余所を探ス。何処だっていい、GuaHAHAHAHA!”
“あぁ、ペットは何処にでもいるナ。まとめてかっさらっちまェ”
“我ガ家。戻る前に囚人がモッといる。戻れば、モッと増える、スグだ”
“GuRaAAAAAA!!”
f0049366_11484247.jpg
“NuAHaHAHAHAHA!!”


f0049366_11485752.jpg

f0049366_11493415.jpg
警戒を怠り井戸会議に興ずるSuper Mutantは足下に転がったグレネードに吹き飛ばされた。

会話の内容から察するに、ここの連中の目的は殺しではなく拐かしであるらしい。…ふむ。町で噂になっているような、Super Mutantが本当に人間を食料としているのか私は知らない。少なくともそういうシーンを見た憶えはないし、彼らの死体からソレと判るようなモノが出てきたことはなし。熊肉や蟹肉はありましたけど。ハンターが獲物を生け捕りにする必要はないわけで、何か別な理由があって生きたまま捕らえていることになる。

“戻る前に囚人がモッといる。戻れば、モッと増える”…どういう意味でしょうね?


f0049366_11491833.jpg
何気なく机に置かれた装填12発の極悪ドラムマガジン付きショットガン。紐をひっかけると発砲するトラップです。
f0049366_11511052.jpg
ジャンク屋に罠はプレゼントと同意。この他、署内は地雷の天こ盛りで武器弾薬も豊富、ウハウハにボロ儲けですな。

f0049366_11512961.jpg
「…これは?」

繋がりの入り組んだ大小のフラスコに内に輝く不気味な液体は…Nuka-Cola Quantumみたい。放射性物質?

…もし“モッと増える”のが仲間だとして、コレを捕らえた者に与えてるとか。見た感じ、Super Mutantって男性しかいないみたいですし。…う、想像するだけで寒気がする。


派手な銃撃戦を覚悟してきたのではありますが、意外やアジトの中は手薄。二階にDr.Redの姿はなく通用階段で一階へ。

f0049366_1152933.jpg
下りてすぐ目の前の部屋は端末がズラリと並ぶオペーレーター室。端末は他の部屋にも多数あり、一部は戦前の通話記録が残っていて当時起きていた事件、例えば不審者が彷徨いてるとか薬中の意味不明な通報とか、くだらなくも平和な日常を垣間見ることが出来た。

言うまでもなく現在のWastelandは犯罪者の楽園です。僅かに残ったコミュニティの外は捌く者のない、文字通りの無法地帯。所詮は衣食住が足りてこその規律。…まぁ、私のいた実験棟は比較的ルールが生きてましたけど、死ぬほど退屈な場所でしたし。どちらかというと“今”のほうが楽しいですけど。

ログをナナメ読みしてると突然廊下で爆発の連鎖、部屋を揺らして埃と煙りが流れ込んできた。

f0049366_11523247.jpg
用心して拾った地雷を廊下に並べておきました。牢屋の鍵ゲットです。




f0049366_11525871.jpg
"グシャ!!"
f0049366_1153125.jpg
「Dr.Red?」
「助けに来てくれたの?ありがとう!もう助からないと思ってた」

彼女が押し込められていたのは西側の監獄。感謝の言葉は耳に心地よい。私は褒められるのが大好きなのよ。



あんな怪物に掴まってよく無事でいてくれたもの。疲労こそあれ、Drに目立った外傷はない。恐怖が染みついた彼女は牢を開けても震えが収まらず、すぐにここを逃げ出したいと怯えた。

f0049366_11534829.jpg「他に掴まってる人はいませんか?」
Drの他、もう一人いるはず。心当たりはないか尋ねると。
「死んだか、何処かに連れていかれ…待って、Shortyがいるわ。少し前に下の階のキッチンへ引きずられていった。ただ、そこからは誰も戻ってこないのだけれど…」

“チビ助”の名はShorty。時間がない。仲間の候補から外れた彼は殺される。すぐに助け出さないと。最悪の場合、私が戻らなければ自力でBig Townへ向かうと取り決め、Dr.Redは自ら扉を閉ざして牢内に留まった。




f0049366_11553030.jpg
「ぐは…」

階段を駆け下り地下へ入ると血の滴る射的場…ってより屠殺場。天井で揺れる夥しい数の肉片と床に散らばる骨、骨、骨。目を背ける場所もない。…地上へ出てきてグロいのに結構慣れたつもりでしたけど、これは限度を越えてる。
f0049366_122230.jpg
こみ上げてくる吐き気に耐えて進むと廊下の向こうで立て続けに銃声が轟いた。
f0049366_1156875.jpg
飛び込んだ廊下正面奧に笑いながらライフルを乱射するSuper Mutantの姿。
f0049366_11563954.jpg
あいつ!Shortyを!?
f0049366_11565451.jpg
憎しみを込めてマガジンが空になるまで撃ちつくす。巨体が悲鳴をあげて転がった。
f0049366_11571475.jpg
「大丈夫!?」
f0049366_11573449.jpg
拘束され後ろ向きに座る見窄らしい男がゆっくりと顔を向けた。



f0049366_11575485.jpg「サンキュ。…あんた誰だ?」
名の通りShortyの小柄な身体が受けたダメージは軽度。Mutantは威嚇射撃で遊んでいただけと知り、ひとまずは安堵。
「…いや、いい。今は気にしない。Redを連れてすぐに逃げ出さないと」
「町の人に頼まれて来ました。Drは無事です」
「いいだろ、信じてやる。でも彼女に何かあったら、俺はあんたを殺すぞ」
睨みを利かせて立ち上がると彼は煙草に火をつけた。



f0049366_11582438.jpg
Shortyを連れて一階の牢獄へ戻るとDrは彼の生還を喜…びもせず「一刻も早くこの地獄から出るの!」と牢から飛び出した。Shortyの様子も何処かおかしい。Drを心配していたわりにこちらも特に反応を示さず、彼は短くなった煙草を足下に投げ捨てるともう一本取り出した。

身体はともかく、二人とも心に深い傷を負ったようです。Drの怯えは収まらず、Shortyはイライラと忙しなく煙りを吐き出すのみ。自衛の為、武器を預けてみたが構えもしなかった。
f0049366_11585025.jpg
町への帰還、ただそれだけが彼女らを落ち着かせることが出来る。二人を連れての探索は諦め、Germantownを出て帰路についた。



f0049366_11591827.jpg
「ん?」
Mutantの目を盗んで荒野を渡る途中、三匹のMole Ratが折り重なるように倒れていた。
f0049366_11594913.jpg
少し離れた道端を行く、昨日現れた野犬の姿。
f0049366_1202113.jpg
f0049366_1205376.jpg
「…また、助けてくれた?」
あの子、何なのかしら。ただの野犬ではないみたいだけど…



f0049366_121244.jpg

by yamanobe26 | 2009-01-30 17:53 | Fallout3日記
<< Fallout3日記 その7 Fallout3日記 その5 >>

ファン申請

※ メッセージを入力してください

外部サイトRSS追加

URL :
※対応しているRSSフィードのURLをご入力ください。

RSSフィード詳細