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クエスト名「Rebuild The Bruma Mages Guid(前編)」
山一つ越えると隣国SkyrimなれどNordの入植地ではなく建てたのは歴とした帝国人。厳寒で高所、お世辞にも住みやすい環境とは言えず、結局住人の多くはお隣からやってきたNordが占めている。古くはAkaviriの侵略を阻止した前線基地であり、又、皇帝最後の避難場所、Blades本部Cloud Ruler寺院の防壁として戦神Talosを奉る栄誉が与えられた。もっとも領地を治める伯爵夫人Narina Carvainは不信心者で、教会に顔を出すことなど滅多にない。 Cyrodiilに帰還した蟲の王Mannimarcoが配下の死人使いと共にBruma支部を襲撃、支部長Jeanne FrasoricとSelena Orania、Volanaroの三名が命を落とした。建物は焼き討ちにあい、設備は使用不能に。事件が終わった今でも再建の目処は立っていない。 「Narina Carvainから?」 「Narina夫人が支部の再建を支援したいらしい。ついては君と会談を望んでる、直々にね」 余所様の金で支部の再建が可能と知って、Raminus Polusは上機嫌。手のひら返したように再建計画をスタートさせ、私にNarinaとの折衝を一任、自分は支部の人選作業に入った。魔術師評議会の開店休業状態を一番喜んでるのはあの狸親爺じゃないのかしら。 「また会えて嬉しく思いますよ。ですけど、余り嬉しくない事も私の街で起きた。つまり、魔術師ギルドの…ええ、その通り」 挨拶もそぞろ、早々に本題へ。 「こちらとしても、好きで放置してるわけではないのですけど」 資金不足云々の言い訳をあっさり遮って、夫人が続けた。 「起きた出来事に関しては私に責任があります。ですから、貴女のギルドの為に何かお役にたてると嬉しい。直ちに職人をお探しなさい、掛かる経費と給金は私がお支払いします」 おや、これはまた予想外。100-0とは気前がいい。よくて折半だと思ってたけど。 「職人に伝手は?」 「NordWindsのOlfandに尋ねるといいでしょう。難しい仕事を数多く見てきた者のようです」 「分かりました。感謝します」 「ラッキーだな!この手の仕事に打って付けの男がいるぞ。そいつは俺の兄貴、Tietorだ。街から遠くない小屋に住んどるよ」 「お兄さん?」 Olfandはここだと地図に印をつけながら、ニヤニヤと笑った。 「憶えとけ…狼には気を付けろ。彼奴は狼男だからよ。そう呼ばれてるんだが、呼ばれてるだけじゃない。狼を傷つけると本気で怒りやがる」 「…」 翌日、晴れ間を見て街の外へ。“狼男”Tietorの住む小屋はすぐ近く。目と鼻の先。 Olfandからは狼には気を付けろって言われたが。だいたいからして、Bruma周辺は野生動物の生息地なんだよ。そこら中にいるんだから、狼やら熊が。 この子がいるんだから鍵なんかいらんだろと思うのだが、Tietorの家はしっかり錠がされていて入れない。在宅のようではあるけど…待つしかないか。 「Cyrodiil中に知られた有名人が訪ねてくるとは光栄だ!Olfandの奴に聞いてる、少々手を借りたいそうだな、要件はなんだ?」 “狼男”なんて、いかな野性味溢れるもみあげ男が出てくるのかと思えば、Tietorは弟によく似た面持ちの素朴で人見知りをしない男だった。人間嫌いで狼と暮らしてるってわけでもないようね。 「仕事を頼みたいの」 「ふむ…俺はでぇくだ。大概の仕事は出来るが。俺向きのヤツか?」 「ええ、とても大変な仕事。焼け残った建物の半分は水浸し。出来るかしら?」 「言うじゃねぇか、嬢ちゃん」 Tietorは満足気に笑った。 「人様の信用は大事にしないとな。嬢ちゃんのギルドは五日で片を付ける、約束だ」 「ありがとう、お願いするわ」 Tietorは翌日から早々に手を入れるべく下調べの為支部へ向かった。工期は五日、私はその間街を離れることにした。寒いんだもの。 帝都へ戻った私にところに盾屋Viator Acciusから連絡があり、失われた盾を求めて死神の塔を登ったのは二日後の話。それから沢山の戦利品を抱えて居城Battlehornへ入り、五日目の朝、再びBrumaへと旅立った。 支部の扉を潜って最初に飛び込んできた光景には度肝を抜かれた。 「みんな…お帰り」
by yamanobe26
| 2008-01-08 18:01
| Oblivion日記MOD編
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