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クエスト名「Symbols Of Office(中編)」
Sheogorathの杖を作るために必要な材料、一つ目はCiirtaという女の目玉。彼女は謀反の咎で“Mania”のHowling Hallsに収監されている…と、何でも知ってる男Dyusは言っていたが、実際にHowling Hallsがあるのは“Dementia”の山の天辺だ。全知とはなにもかも正しい事を知ってるという意味ではないようね。 赤い法衣、Mania僧侶…じゃないわ、これ。 Haskillの話ではここは監獄のようだけど、この男は囚人じゃない。短刀とはいえ武装してる。ガードのDark Seducerの姿もない…か。 …この法衣、照明の魔法がエンチャントされてる。暗殺予防か? 「こんにちは友よ、光をお探しかね?」 「こんにちは。立派なお堂ね」 「何百年も前だがね、かつてこの素晴らしい建造物は狂気を“治癒”するために建てられたCyrodiilの寺院だった。皇帝Pelagiusが狂気に犯されていた頃、入っていた寺院でもある」 あれか、三百年前にSheogorathの洗礼を受けたPelagius三世が放り込まれていたって言うKynarethの寺院。それでHaskillはここを監獄みたいに言ってたのね…ん?確かその寺院はどっかの離れ小島にあったんじゃ… 「彼の死後、この巨大な広間は壊された。我々が密かにCyrodiilから石材を運び出して、Shivering島で再建した」 やっぱり。また途方もない労力だこと。してみると、この人たちはKynarethの僧侶とか? …まさかよね。Kynarethは大気の女神、自然の提供主。Daedraは現世を汚す害虫も同然、駆除対象だ。その信者がこんな島にいるわけがない。 「光を探してる?」 「我々は眼を開き、心を開き、光を求める。肉より離れ、内なる光を探している。光は全ての秘密を暴き、全ての意志を読む。何人たりとも逃れることは出来ない。あらゆる場所で光は輝くのだ。肉を棄てよ、さすれば汝も光を知る」 ふむ。“光の教団”ってところね。ホントにDivines信者みたいなこと言ってるけど、教義が抽象的すぎてどうも胡散臭い感じがする。 「Ciirtaって人を探してるの」 「Ciirtaは光を届ける者だ。彼女は我々がただ想像でしか知らぬものを見てきた。もし我々に加わるのなら、彼女と話すといい」 「…」 光を届ける。Ciirtaは導師様だ。収監されてるんじゃないのか? Ciirtaを探して更に階下に降りたところで、Khajiitの僧侶に会った。Ra'kheranという名で、私の姿を見るや何故か妙に興奮して話しかけてきた。 「お前は…お前はここの人間じゃないな。よそ者か!」 「猫耳じゃない女が好みなの?」 「違う、そうじゃない!武器はしまっておけ。危害を加える気はない。むしろ助けて貰いたいんだ」 Ra'kheranは分かりやすい男だ。信仰と我欲を計れば欲のほうが重いタイプ。 「オーケー、オーケー。顔に見覚えがある。あんたほどの有名人がお忍びで彷徨いてるとは思ってもみなかったがな、だろ?公爵夫人?SheogorathがCiirtaを探す為に送ってよこしたんだな?違うか?とうとう彼女を殺す気になったんだろ?」 「随分と詳しいわね…Sheogorathの用で来たのは確かだけど」 「やっぱり!Ra'kheranを馬鹿にするもんじゃねぇ!俺がここでは一番賢いんだ。Ciirtaよりも。だからあの女には逝って貰わないとな、そうさ」 Ciirtaを殺しに来たと言ったわけでもないんだが、Ra'kheranは勝手にそう解釈して取り引きを持ちかけてきた。 「じゃ、もしあんたが俺を助けてくれるなら、あんたのその首を危険に晒すことなく望みが叶うんだが、どうだ?」 「何故Ciirtaを殺したい?」 「あまりにも長い間、俺たちをここに閉じこめてる。いつもいつも打倒Sheogorath!彼女の復讐には飽き飽きだ。Ciirtaは俺たちに光を見せてくれるって約束でここに連れてきたが、いつもSheogorathのこと、復讐のことばっかなんだよ!Ciirtaは嘘つきだし、彼女が逝っちまえば俺がAcolyteに光を導いてやれる!」 どこの世界にもいるもんだな、こういう不届き者が。 「なるほどね。どうして欲しいの?」 「武器がいる。俺自身と俺に力を貸す使徒たちの為に。だがCiirtaはすでに俺を疑っててな。俺と仲間に武器の携帯を禁じた。俺たちが雁首揃えて周りを彷徨くのを警戒してる」 「得物は何本?」 「話が早いぜ、公爵夫人。使徒用の短刀三本でいい。俺がCiirtaにとって変わるには光の武器で殺さなくちゃならない。他の武器じゃ駄目だ。慎重にな。法衣は脱ぐなよ。攻撃されるぞ。俺もあんたを殺さなくちゃならん。これ以上疑われるわけにはいかないんでな。それと俺の仲間を殺すのはやめとけよ。その罪は許せん。すぐに分かるはずだ、彼らも短刀を持ち歩くのを禁じられてる」 三人がかりでないと倒せないような奴が相手を弱いとほざくのも笑わせてくれるわね。 「では使徒たちの光を見せてやる為に、あんた自身の為に協力して貰えるか?」 「いいでしょう」 「オーケー、オーケー。では短刀を頼む。それでCiirtaを殺っちまおう、俺たちでよ」 Ra'kheranと仲間の為の短刀三本を入手する必要ができた。一本はすでに殺した使徒から拾える。残る二本は、無ければ他の使徒から奪うしかないが、一応寺院を家探しすることにした。 ここは随分と複雑怪奇な宗派らしい。 Howling Hallsは、歴史書では気を病んだ者たちの隔離施設、監獄病棟だったそうだけど、随分と贅沢な構造をしてる。とにかく天井が高い。書架や錬金術工房があり、使徒の数も多い。すれちがい様に会釈を交わし、皆穏やかに過ごしてるようだが…こんなのもある。 Ciirtaは…Elfじゃない。帝国人の老女。しわくちゃだがヨボヨボではない。前回のGreymarchから千年経ってるはず。Madgodは民に随分と長寿を約束してるのね。床の大きなシミは絵の具だといいけど。 …さて、どうしたもんか。面倒な取り引きなんて放っといて、この場ですぐにケリをつけるか…ま、話ぐらいは聞いてみますか。 「貴女は私たちの法衣を身につけていますけど…その吐く息に闇の音がします。不協和音…貴女は私の光が見えていませんね」 「…」 「貴女は死と暴力の輝きを持ってきた。貴女の光はここには不要。私たちは自身とShivering島の調和を求めているのです」 「酷い言われようね。こう見えても聖騎士なんだけど。…まぁ、いいわ。それで?」 「貴女が何故ここに来たのか、読み取りましょうか。貴女の息が教えてくれます。過ちの神Sheogorathの使者。私は主の秘密を知っている。空の玉座を見た。New SheothがOrderの灰色の炎に焼き尽くされた時、この眼でしかと」 Ciirtaは憎しみに双眸を燃やし、Sheogorathへの糾弾を続けた。 「Sheogorathは私たちを護ることを放棄しました。Madgod?は!Greymarchは暗闇をもたらす。我々は皆のため光を探します」 「よく生き残ったわね」 「ええ。騎士が現れたとき、私は街へ逃げました。彼らの行軍と全てが灰になるなか、王宮へと救いを求めた。Sheogorathを探しました。ここは主の世界、そして私は主が私たちを護ると知っていました。そこで何を見つけたとお思い?狂気の玉座ですわ…空の!」 Ciirtaの瞳は益々禍々しく輝きを増す。彼女が求めるものとは異なる、暗い光だ。 「Sheogorathは逃げたのですよ!皆が死ぬにまかせました!謁見の間の扉が壊される音を聞いて、私は隠れました。そのあと…何があったのか憶えていません。沼地で目が覚め、地下へと身を潜めました」 「それで復讐?」 「私はSheogorathの裏切りが我慢ならない。彼は不和をもたらす。Greymarchへと運ぶのです。私は光を見ることの出来た者達を集め、反乱を指揮しました。皆…Dark Seducerにより虐殺されてしまった。生き残ったのは私一人。私に対しては寛大な処置を、ですがSheogorathは究極に間違いを犯したのです。この場で新たな軍を募り、今度こそあの卑怯者の神を追い落とします!」 Haskillの言ったとおり。CiirtaはSheogorathの酌量で殺されず、Howling Hallsに軟禁された。彼女は秘密を見たが、理解はしていない。いえ、出来なくなってしまったのか。 「彼はもういない」 「いない?そうですか…Greymarchが再び始まったのですね?でしたら、何故貴女がここにいるのです?」 「あなたの眼を貰いに」 「私の眼?私から光を奪う?何故です?」 「私が玉座に就く為」 「…それで私の眼で何かを作る…ですか。なるほど、でも私は貴女よりも大きな脅威を乗り切ったこともありますわよ」 年甲斐もなく挑発してくるか。Ra'kheranの計画はボツだな。 「誓ってもいいけど、私はあなたより賢いサンダルの底にこびり付いたゴミをスクラップにしたことがあるわよ」 「ならば来なさい!私の光こそが最も明るく輝くのだと教えて差し上げましょう!」 「それが間違ってるのよ」 「死になさい!」 と、遺骨の搬送を頼まれた。 自殺者の丘は次の目的地へ向かう途中にあるので問題はない。 Gadeneriに遺骨を見せるとひったくるように奪いとり、そのまま閃光を放って消え去った。挨拶もないが体力を大幅に増強する魔法をかけていってくれた。話が出来ないからそれが感謝の表現なんだろう。 自殺者の丘から境界の町Splitを抜けてManiaサイド、Milcharの遺跡へ入った。
by yamanobe26
| 2007-06-17 12:10
| Oblivion日記SI
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