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クエスト名「The Path Of The Righteous」
Sunder Cliff WatchからBravilへ戻った後、再び南下してLeyawiinへ向かった。 次なる聖遺物回収の為。Sir Ralvasが存命中に探索していた聖騎士のMace。 “君に賛美を、騎士殿。300年の間戦いを挑むものは誰も無く、300年の間我々に希望は無かった。だが、遂に我々の失態を贖ってくれる者が現れたようだな。君には我々の魂を救い、騎士団を再興する見込みがある” 「一応、努力はしてみる」 “では、私には不可能だったところを君に突破して貰わなくては。 Zenitharの難関に挑むよう頼む” 「…ってことはMaceはLeyawiinにある?」 Zenitharを奉ってあるのはLeyawiinの教会だ。ふむと頷いてSir Ralvasは続けた。 “伝説ではPelinal WhitestrakeがAyleidに殺害された折り、御使いがLeyawiinの植民地に神託として送ったとされている。数世紀の後に職人のマスター聖Kaladasがその伝説を讃え、LeyawiinにZenithar教会を建立した。聖Kaladasが埋葬されたとき、彼の墓前で祈った者たちは聖騎士のMaceの幻影をみるようになった” 「MaceはZenitharの加護があるわけか」 “原初の神だ。現世と最も深い関わりがあると考えられている。いくつかの伝説ではZenitharはKynarethと密接な関係にあるとも語られている。二つの神の領域が相互に作用することで助けになるという考えだ” 「例えば?」 「Zenitharに献身すべき職人はKynarethの自然界から提供される材料を加工して利益を得ることができる。二つは調和して働く。自然は職人を養っている。Kynarethの力を認めることなくZenitharを拝することはできない」 ふむ、外殻は分かったけど肝心なZenitharの難関って何なのかしら…って思うのだが、当のSir Ralvasもよく分からないらしい。 “私は傲慢で向こう見ずだった。己の栄光が欲しかった。名声を求める我欲を御心の上に置いたのだ。Zenitharの試練に挑み、敗れた。私はMaceに達するべく挑んだ、数十…否、数百と。その都度落ちた。教会で目覚めるたびに再び跳んだ。他の騎士たちにも支援を頼んでみようとも思ったが、誰として助けにはこなかっただろう” …Maceを入手して自分の私物にしようとしたのはSir AmielやSir Berichの影響でしょうけど、落ちるって何かしら? “碑文には『信頼を持って進め』とあるが、今持ってこれが何を意味しているのか分からない” 「信頼…ねぇ」 “分かり切ったことだが。言ったように、私は信頼に欠けた。私は試練を理解していなかったし、渡ろうとするたびに台から落下した” 「?」 “知ってることは全て話した。君が私より優秀だとしめすために出発するだけだ。Maceを探すならLeyawiinの教会へ向かい、地下の霊廟で跪き、Nineへの信頼で我々皆の救済を為して欲しい” さっぱり分からない。落ちる。台から落ちる…どういうことかしら? Sir Ralvasはそれについては何も語らなかった。もう一つ、彼は自身の死についても語らなかったが、そっちはSir Amielが教えてくれた。 “Berichが我々を裏切った後、Sir RalvasはZenitharの信頼の試練に挑む為にLeyawiinの教会に向かった。彼は幾度もMaceに手を伸ばしたが、ことごとく失敗した。彼は取り憑かれていき、何日も水や食料をとらなくなった。最後に彼の探索を知らされた私が探しに向かった。…だが、遅かったよ。Sir Juncanが彼の亡骸をここに運ぶのを手伝ってくれた” …餓死したんだ。 やさぐれ騎士団のリーダーSir Amielのお骨は聖騎士の寺院の冷たい床の上に転がってるが、他の騎士達の遺体の多くはこの修道院の玄室に安置されている。Sir Amielが生前に為す事が出来た最後の仕事だ。Sir AmielはSir Ralvasの信頼に応えることが出来なかったのをひどく後悔しており、Maceを入手して我々を救って欲しいと頼んできた。 “労働に汗しなさい。さすれば汝は報われます。倹約しなさい。さすれば汝は安らぎを得ます。盗みを働けば、必ずや汝に罰が下されます” 額に汗して真面目に働く泥棒もいれば、労働の対価を搾取して当然と思う者もいる。まことこの世は複雑だ。神々の教えよりもずっと。 いろいろ調べてみたけど、結局のところZenitharの試練についてはよく分からないまま。Leyawiinの教会で受けてみるしかない。 Zenitharは商売の神。商売繁盛から縁起のいい神様として奉られている。ところが学者連中の間では結構悩ましい存在らしい。神学上の矛盾を抱えてるんですと。考えればすぐ分かることだが、商売の神様なんてありえない。商売は人間が生み出したもので神様は関係ないのだ。事実、Zenitharは大昔はBosmarの間でZ'enと呼ばれている農耕の神様だった。Nine DivinesはAlessiaの時代にはバラバラだった民族信仰を体系化した結果なので、すでに信仰の対象になってるものは否定できない。で、Sir Ralvasが言ったとおり、Kynarethと関連づけることで商売の神様としてこじつけたわけだ。ちなみに人間が存在しない神代では大宇宙の真理を司るという壮大にしてわけの分からない神様だそうな。学者って大変だわ。 チャペルに入った時のこと。 「きみか!きみのこと聞いてるぜ!Knights of the Nineを復活しようとしてる、だよな!」 入り口に立っていた活きのいいRedguardの青年に気安く声を掛けられた。 「え、ええ…そうだけど。あなたは?」 「名前はCarodus Oholinだ。きみと同じ、Nineの僕。特にZenitharの」 はん。お仲間、冒険者ね、この人。 「俺はMaceを求めてここに来た。だけど試練にはパスできなかったよ。当然だな…俺は聖騎士じゃない。でも、Zenitharに仕えることが出来ないってわけじゃない。最近の襲撃事件を考えみて、ここを護る契約をしたのさ。我が剣は正義と共にあり、我が名誉にかけて。俺は出来うる全てでNineに仕えてみせる!」 ご立派。 腰の剣柄に手をかけて力説するCarodus Oholinは今時には珍しいタイプ。暑苦しいから側に寄らないで欲しいけど。そのCarodus OholinもZenitharの試練については、Sir Ralvasと同じような事しか知らなかった。Maceは誰の手にも渡っていない。 Knights of the Nineの復活については結構噂になってるらしく、教会にお勤めにきていた人達も知っていて、ちょっと驚いた。但し、Maceの入手は不可能だろうというのが皆さん共通の見解。誰にも出来なかったんだからお前にも無理だというのがその理由。だまらっしゃい。 祈った途端に視界が光に包まれてギョっとなった。 大宇宙がそこにあった。正面にMaceの置かれた祭壇が乗った塔が立っている。橋の類は何もなし。誰もうまく説明出来ないわけだ。…なんていい加減でデタラメな神様なんだ。 しかし、どうしろと? どこかに見えない道でもあるのかしらね。 崩れ落ちた床の下は奈落の底。試しにリンゴを放り投げたら漆黒の闇に消えた。ちゃんと落ちるんだな。Sir Ralvasが言っていた台から落ちるってのはこのことか。落ちても教会に戻るだけって話だったわね。試してみたい気もするけど遠慮しとこう。 さてぇ、この試練のテーマは『信頼』。信頼を持って歩め。神様への信頼、信仰…ではない。そんなことならとっくに試練にパスした奴がいるはずだ。…ははぁ、そういうことか。Zenitharと関係してるのはKynarethだったわね。 この試練を受けた者は皆、自身の内面に解決策をみいだそうとしてしくじった。信頼は一人では成立しない。答えは全然違うこと。Zenitharへ至るにはKynarethの恵みがあってこそ。このブーツを履いてないと着かないってだけの話。実に簡単。 メイスを回収するとLeyawiinの教会に戻ってきた。 平和な幽霊たちを後に墓所を出ると何やら上が騒がしい。争ってる? 階段を登ろうとした時。 何!?
by yamanobe26
| 2006-12-21 18:48
| Oblivion日記外伝
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