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クエスト名「Boots Of Springheel Jak」
ChorrolでGray Foxと別れた後、帝都へと向かった。 新しく紹介されたElven Garden地区の故買屋Fathis Ulesに面通しに出かけたのだが、彼は留守だった。後で思い出したのだが、Fathis UlesとはChorrolで出会ってる。Honorblade of ChorrolをRedguard Valley Ogreから取り返すよう依頼してきたWoodElfもどきのDunmerだ。彼が言っていた“私の組織”とは盗賊ギルドのことだったわけだ。してみると凄腕の盗賊だった言うWeatherleahのJemane兄弟の父親もギルドのメンバー。Fathis Ulesは悪党だ。会えなくて正解だったかも。 「またもやGray Foxからのメッセージ。あんた、重要らしいな」 「…」 「Gray Foxは会議をご所望だ。CheydinhalのGanredhelの家へお出かけを」 「…よくここが分かったわね」 「座ってくれ」 CheydinhalのGanredhel宅。家人はいつものように外で見張り。室内にはワンコ2匹に囲まれたGray Fox。可愛いわね。 「聞け。少々話がある」 「進展があったのね」 「更にSavilla's Stoneを使った結果、計画の遂行の為にはもう一つ特別なアイテムが必要だと分かった。Boots of Springheel Jakがいる。彼は300年ほど前に死んだ有名な盗賊だ。伝承によれば彼はブーツを履いたまま埋葬されてる。Springheel Jakがどこに埋葬されたか突き止めて、ブーツを私のところへ。頼めるか?払いはいいぞ」 「手掛かりはないの?」 「結構!Imbel伯は私が探し出せた、彼に繋がる唯一の子孫だ。帝都のどこかに住んでる。伯爵の家に手掛かりがあるかも知れない」 あらま、帝都に逆戻りですと。 「知ってますとも。…少々小銭を用立てていただければ」 「分かってるわよ」 「ごれはご丁寧に。Imbel伯はTalos Plazaの中央広場に面した家を持ってます。変わった男ですよ。いつも一人でいますし。日が暮れてからしか出かけません。本物の夜型人間ですな」 夜しか出歩かないと言えばすぐにバンパイヤが思い浮かぶ。そう単純に考えられるほど帝都は人が少なくないのだけれど。盗賊も含め夜型人間は結構いる。Jakben Imbel伯ははたしてどうだろう。 家にあがりこんでみたらひどく勘違いした使用人が出てきた。 「手荒くしないでくれ!何が望みだ!」 別に不法侵入したわけでもないのに、召使いGemellus Axiusは狼狽した。 「Imbel伯はご在宅?」 「旦那様は留守だ。今夜は街のほうに出ている。夕食をお探しに。自分の命が大事なら、主がお帰りになる前に出ていけ」 あっさりJakben Imbelは吸血鬼伯爵2号と判明。よく仕えてるわね、この爺さん。 「何を勘違いしてるのか知らないけど、私はSpringheel Jakの墓地を探してるだけよ」 「私はあんたが聞いてるSpringheelのことは知らない。でも、一族の墓所は地下室にある。望みのものを獲ったら、私は勘弁してくれ」 是非もなし。そうさせて貰いましょう。 「鍵は伯爵しか持ってない。死にたくなければ決して入るなと脅されてる」 敵意丸出しのGemellus Axiusを放って階下に降りてみた。地下室にある墓地の入り口はしっかり専用鍵が掛かっていた。Jakben Imbelが持ってるという鍵でしか開けられないようだ。捜すしかないか。1階に戻ってみるとすでにGemellusは姿を消していた。…逃げた? 階段を登って入ってみると塔の中らしき小部屋。隅っこで男が震えていた。Jakben Imbel伯ご本人。外出したなんて大嘘で、ずっとここに隠れていたらしい。随分と臆病なバンパイヤがいたもんだな。1号とはえらい違いだわ。 「Springheel Jakの墓はどこ?」 「何でも持っていけ!私を虐めないでくれ!」 「聞こえなかったかしら?」 「一族の墓は地下だ。奴らは嫌なんだ!鍵はある。持って行け。私を虐めないでくれ!」 奴ら…ね。地下室の扉の向こうは不浄な連中の溜まり場か。 「私は…私はまだ死にたくない」 「あら残念」 縮こまって顔を上げようとしないJakbenから鍵を取り上げた。こいつホントに吸血鬼なのかしら。見た感じは違うみたいだけど。地下に吸血鬼を抱えて難儀してるだけ、そうもとれる。…とりあえず、今はどっちでも関係ない。Boots of Springheel Jakの入手が先だ。 帝都の地下は下水道が縦横に走ってるはずだけど、この墓所は単に地面を掘っただけのよう。規模も小さい。どこもすぐ行き止まりで、Springheel Jakの棺は見つからなかった。 あれ?無いぞ? Gray Foxの話だとSpringheel Jakはブーツを履いたまま埋蔵されたってことだったが、中はブーツどころか遺骸すらない。あるのは服と靴に指輪と…日記? 『Diary of Springheel Jak』 “私は一人の偉大な盗賊を知っていた。彼はNocturnal本人から盗みを働いてのけた!とても奇妙なことに彼の名を思い出すことができない。友人であったようにも思うが、確信は持てない。三日後に危険を承知でTarenの地下室に忍び込むつもりだ。単独で墓荒らしは危険だ。おそらく相棒を見つけねばなるまい。私はかつて偉大な盗賊を知っていたのではなかったか?” “重大な日にあたり、私は日記の第二巻を、再び書き始めよう。まさに夜だ、私の第二の人生が始まる夜、永遠が訪れる夜。我は夜の寵児達が一人、母なる狼の子、蝙蝠の兄弟なり。我こそは不死者、吸血鬼。今宵は永遠が続く最初の日” “今日、再びこの日記を見つけた。最後に書き込んでより13年だ。永遠が訪れる以前、血が我が血管を脈打つことに飢えていたころ、日記をつけることを含め他の全てのことにほとんど未練はない。Amielaが呼んでいる。行かねば“ “最後に書いてから本当に89年もたつのか?頁はボロボロだ。一世紀近くを要したものの、私は再び目的を見いだした。ついに血の渇望を、大まかにだが制御出来るようになったのだ。大都市に住む人間の中で生き残る道を探そう” “日記のことは憶えていない。しまいに書いてからどれほどの年数がたったのか数える気にもならない。この街の家畜どもは、我をImbel伯Jakbenとして知る。数世紀前はかの有名なSpringheel Jakだった。名の知れた相棒がいたようにも憶えるが、奴の名は我をすり抜ける。問題ない。我は友も相棒も越えた。我はこの街の夜の支配者なり” JakbenがSpringheel Jak本人ですって? あの臆病ぶりは芝居か。まどろっこしいことするわねぇ。地下室におびき出したつもりかしら。外は日が昇ってるから逃げられない。となると…ん、来たわね。 「我こそはバンパイヤ!鮮血の王なり!」 只の病気持ちが偉そうに。 「6号」 今回は楽勝で依頼の品ゲット。さて、後は洞窟を掃除して帰りましょう。 CheydinhalのGanredhel家では、やはりGray Foxが別れた時と同じ様で待っていた。 「ブーツを持ってきたか?」 「勿論」 「結構!これがパズルの最後のピースかもしれない。Savilla's Stoneに優先して時間を割かないといけないな」 Gray Foxは渡されたBoots of Springheel Jakを検分してしまいこんだ。 「本当に君には世話になるな。全てうまくいったら、私は最後の仕事に君を呼び出すつもりだ。かなり危険だが、報酬も破格だ」 いよいよ王宮に潜るのね。 「今回の所はこれが報酬だ。さ、Ganredhelの家を出よう、それぞれ別々に。歓待に長居しすぎたようだ」 Jakbenが隠れていた小部屋の机にはImbel家の系譜の書かれたノートがあった。Imbel家は由緒正しい男系で2Era期には断絶していたよう。Springheel Jakがいかにして伯爵領を相続してJakben Imbelを名乗ったのかは分からない。 300年ほど前、そのSpringheel JakとGray Foxは友人だった。勿論、今のGray Foxではない。彼の正体がAnvil伯なら、それこそバンパイヤでもなければとっくに死んでるはずだ。“流れ者”は昼間平気で外を歩いてるからそれはない。Gray Cowlが代々受け継がれてきた品だとは分かるが、過去を消したい人間でもなきゃ身につけまい。家族持ちで伯爵の身分にあった者が何故にそんなやっかいな品を受け継いだのか?謎だわね。
by yamanobe26
| 2006-09-20 17:41
| Oblivion日記外伝
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