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クエスト名「Bruma Gate」
「たった今、Oblivionの門が街の外に開いたとBrumaの伯爵夫人から知らせを受けた。Mythic DawnがBruma攻撃計画の口火を切ったと見ていいだろう。君は以前にもあの門に対したことがある。夫人の警備兵が門を閉じるのを支援して欲しい。彼らも一度やり方が分かれば、彼ら自身で新しい門を処理できるようになるだろう」 Brumaの街の門前にOblivionの門が出現したという報告を受けて、Jauffreは私を街に派遣した。守備隊、ガードの隊長Burdが私の到着を待っている。彼らと一緒に門の中に入り、その閉じ方を教授しろとのお達し。 寺院に戻った時には何も無かったのに。 情報どおり、Mythic DawnはBruma攻略を始めた。ここが落ちればCloud Ruler寺院は孤立するけど、BladesはMartinの警護で戦力をさけない。Jauffreとしては何とかBrumaだけでこの難局を乗り切って貰おうという腹づもりだ。何せお守りを取り戻せても、BladesにはMartinを帝都に送り届けるという重大な任務が控えてる。よ~く考えよ~なんぞと下世話な歌わなくても、何が大事なのかはすぐ分かる。 Oblivionの門と街の門の間にはBrumaガードが陣を張っている。まだDaedraたちは門から出てきていないよう。空も明るいまま。守備隊に近づくと、Burd隊長が待ちかねて寄ってきた。 「よく来てくれた。Kvatchの英雄が到着するまでは、これが初陣の我々が手を出しても無駄だろうと思ってな。君がよければ我々は準備出来てる。只、突撃を叫んで、君について地獄の門をくぐるだけだ」 見たところ数は揃ってるよう。何人か一緒に門の中に入るとなると、私一人では手に余るか。 「少し待って。腕利きの助っ人を連れてくるから」 「準備が出来るまでここで待機しよう。あの門から何が出てくるのか黙って見てるのもゾッとせんがな」 「大丈夫。すぐに戻るわよ」 急いで自宅に戻ると彼女はすでに武装してスタンバっていた。返事の替わりはいつもの男臭い笑み。ホント、いい女だわ。 Mazogaに解体処分を免れたPeryiteの盾を渡して、すぐにトンボ帰り。 「分かった。ちょいと部下に話す時間をくれ。まだ全員、少し足が浮いてるんでな」 Burd隊長は兵たちに向き合い、腹の底から力一杯の檄を飛ばした。 「野郎ども、よく聞け。俺たちはあの門を閉じなきゃならん。誰も好きこのんで入ろうとは思わんが、それが俺たちの仕事だ。だからやってやるぞ。俺たちがやらなければ、BrumaはKvatchで起きたように煙る瓦礫の山で終わる。だが、ここではそんなことにはならん!俺が隊長で在る間はな!Bor、Soren、お前たちは俺とこい。残りは外で待機。門から出てきた奴を片っ端から殺せ。Brumaには俺たちがいることを、クソ共に教えてやれ!」 Burdの号令が響き渡り、Bruma防衛戦が始まった。 それを待っていたかのように門からも怪物が溢れてくる。 敵の第一波を撃破して、その勢いで門に突入。間髪を入れず周辺を掃討にかかる。敵は全てXivilaiと召喚されたClannfear。一秒でも早く、一体づつ確実に仕留めないと際限なくClannfearを呼ぶ。いきなり超難関! 「足を止めるな!考えるのは後だ!」 「こんな場所にいる自分を望んだことは一度もなかった。俺たちに一体何が出来るっていうんだ…」 最初の関門を突破して後。初めて異界に足を踏み入れたBurd隊長以下ガード達は剣を収めることも忘れて、赤い空と崩れ落ちた世界に圧倒されていた。絵に描いたような地獄だ。こんなの見せられた日には無理もないけど、それでも軍人さん。自らに渇を入れる。 「いや、違う。俺たちなら出来る。やらなきゃならん。選ぶ道はないんだ。君らがいてくれてよかったよ。そうでなきゃ俺たちにチャンスはなかったろう。さぁ、次はどうする?」 Burd達は最初のショックから懸命に立て直そうとしている。がんばって。 「勿論、先へ進むわよ」 ただ門を閉じるだけでは駄目だ。私とMazogaはBurd達を無事に地上に送り返さなくてはならない。この先も闘いは続く。こんなところで死んで貰っては困る。 私たちはルート上にいる敵を排除しつつ、塔を目指した。幸い大仕掛けの罠はなく、敵の数もこちらより少数。難なく突破できた。 最上階に着いて石を取り除くと、炎と光の乱舞の後ゲートは粉々に。私たちもBrumaへと戻った。作戦終了。 「やりましたね、隊長!Oblivionの門を閉じたんですね!もう一度隊長に会えるなんて!」 「俺を信じろ!こいつはピクニックじゃないが、この友人達に感謝してくれよ。俺たちは今や地獄の門を閉じる事ができるんだ。Brumaを守れるぞ!」 地獄めぐりをして誰一人欠けることなく還った隊長以下を、街の門前に残った兵達が歓喜で出迎えた。残った兵達にも被害はなく、勿論街も無事。歓待を受けていたBurdが歩み寄る。部下にはべらんめいでも淑女には紳士ね、この人。 「君らと働けたのは名誉なことだ、レディたち。すでにどうすればいいのかは分かったし、Bruma近郊に新しい門が開いても何とかなる」 「あてにしてるわよ」 隊長はまかせろとばかりに笑い、部下を引き連れて街の門をくぐっていった。 第1回戦は無傷でこちらの勝利。…形の上では。 気勢の上がってる隊長達に水を差すようだが、まだ前振りにしかすぎない。あと二つ門が開けば、本格的な侵攻が始まってしまう。 でも彼らは門を閉じる事ができる、地獄の軍勢も無敵じゃないと理解した。 なら、闘う道はきっとある。
by yamanobe26
| 2006-07-29 12:33
| Oblivion日記本編
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