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クエスト名「Den Of Thieves」
私たちは帝都の魔法大学に寄ってJulienne FanisからGarridan's Tearsに関する情報を手に入れた。そこからChorrolの戦士ギルドへ向かいModryn OreynにLeyawiinの事態の報告を済ませて、その足でAnvilの自宅へと戻ってきた。 似合う、似合う。 さぁ、準備ができたところで出かけましょう。 ほれ、脱いで、脱いで! 私が彼女を誘ったのはこの為、Sir Mazogaに気晴らしを提供することが目的。年柄年中、昼夜逆転でカビくさい部屋で寝起きして、山賊狩りばかりやってるなんて不健康すぎる。ほっとけば死ぬまでやってるだろう。彼女もこれで一応人間だ。どこかで息抜きは必要よ。 Mazogaに家を預けて、私は戦士ギルドの仕事に戻った。 久しぶりにAnvil支部を訪ねると珍しい完全武装のBosmerがいた。Maglirだ。仕事を探しにきたらしい。Skingradの件があるが、彼は気軽に挨拶してきた。…ま、いいか。 上では責任者のAzzanが今日も執務机で食事をしていた。この人、皆と食事しないのよね。人付き合い良さそうなんだけど。 「忙しそうで結構だね。君に相手をして貰いたい盗人が少々いるんだがどうだい?」 「盗賊?」 「いくつか窃盗の起きた地域があってね、目撃者は近くの穴蔵に潜伏してるんじゃないかと思ってる。君に対処できる数ではないだろうから、もう一人新入りをつけるよ。Maglirだ。二人とも、もう会ってるんだろ?」 そのMaglirが部屋に入ってきた。 「ああ、あんたか。一緒にやるようだな」 「ええ、よろしく」 Maglirは笑顔だ。どうやら実入りのいい仕事らしいわね。盗賊のことを何か知ってるか聞いてみたが、彼も知らなかった。 「何か手掛かりを見つける為にも街中で聞き込みする必要があるな。残念ながら、任務にどんな具体的な指示もないんだ。あんたに任せるよ」 「いいわ。いきましょう」 私とMaglirはギルドを出て情報収集に出かけた。まずは被害者をあたるのが常とうだが、それが誰かすら分からないんだから、また随分とアバウトな仕事だ。ま、その手の情報はガードに聞くのが一番手っ取り早い。 「私自身が知ってる事は何も話せないんだ。聞いた話じゃ、Newheim the Portlyがいくつか被害にあっていて、いろいろ聞き回ってる。彼に尋ねるんだな」 聞いての通り、ガードたちは事件のあらましは知ってるが捜査らしい捜査はしていない。つまり犯人は街の外に潜伏中だ。 Newheim the Portlyはいつも波止場にいる。声のでかい赤ら顔の飲んべえ親爺ですぐ分かる。戦士ギルドから来たことを伝えると、顔を更に真っ赤にして怒鳴りちらした。 「おう、あのクズどもなら知ってる。忌々しい野郎どもめ、俺を目隠して盗んできやがった。あいつらがやったんだ。家宝を盗みやがった。Bosmerの束にしちまえ、信じてくれるならよ!」 Bosmerの束、指のように小さなもののカタマリ。つまり拳骨、ボコれって話。差別用語だわよ、Newheim。 「あんたやその友達のことじゃねぇぞ、勿論な。さっき聞いたんだがよ、Hrota Caveに隠れてるんだとよ、ここからそんなに離れてねぇ」 「Hrota Cave?」 「Anvilの北にある。がんばってくれよ。あの野郎どもにいいのを見舞ってやれ」 被害者探しに来て賊のアジトまで分かってしまうか。手間無し簡単。気合い入れて応援してくれたNewheimには悪いが、全く馬力のない事件だ。 「給料日だ!踊るぜぇ!」 対してMaglirはテンションが高い。報酬を前に燃えに燃えている。その温度差にため息が出る。 洞窟の中に入るとすぐに焚き火が周囲を照らしていた。話し声も筒抜け。モロに日常会話が聞こえてくる。見張りも立っちゃいない。気概のないアウトローどもだ。 「俺たちはヤりにきた。報酬をゲットだぜぇ!」 話し声が大きくなるや、最早我慢の限界とばかりにMaglirは飛び出して行った。数の不利もなんのその。盗賊たちも気が付いて、洞窟内は慌ただしく動き始めた。 なんだな、どうも人間相手だと盛り上がらないわねぇ。6号にまかしとけばすぐに片がつくでしょう。私は宝箱でもあさるか。確か、Newheimの盗まれたのは…。 Maglir? …嘘、死んだ? あ、あ…。 おまえらぁあああああああ!!! … あ…あんた、さっき死んでなかった? え?死んでない? そ…そうなの? 我々はHrota Caveの盗賊どもを始末して、街に戻った。 「連中を一掃した?もう?ご苦労さん、二人とも。分かってるよ、大仕事だったな。さぁ報酬だ」 Azzanから報酬を受け取ったMaglirはご機嫌である。家族を養うのは大変だ。がんばってよ、お父さん。 私はMaglirと別れ、ギルドを出て波止場に向かい、Newheim the Portlyに取り戻した家宝を渡した。彼はお礼だと言って冷えた自家製エールを3本くれた。かなりお酒が不味くなるようなコメントを添えて。 帰ってMazogaと一杯やりますかね、世にも奇妙なWoodElfを肴に。
by yamanobe26
| 2006-06-15 15:42
| Oblivion日記本編
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