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クエスト名「The Siren's Deception」
Imperial Cityから遙か西のはずれ、港町Anvil。小さな町ですがなかなか風情がありまして、都会の喧騒を忘れ高級リゾートでトロピカルグリーンなバカンスを満喫しようとはるばるやってまいりました。 ホテルで面白い噂話を聞きました。Anvilに女だけの強盗団が出没するんだそうですよ。しかも男しか襲わない。こりゃ暇潰しに持ってこいかな。町のご夫婦GoganとMaelonaがこの事件で助けを求めています。どうも旦那のGoganはかなり酷い目にあったよう。さっそく訪ねてみましょう。 Goganの家。 家のドアをくぐると、くら~い雰囲気のご夫妻がお茶してました。近づくと奥方のほうがそそくさと席を立ってしまいました。あらら、お邪魔だったようですね。まぁ、旦那のGoganに話しかけてみますか。 「Maelonaに話してくれ。彼女が法律だよ。判事と陪審員と死刑執行人さ」 奥様、ジャッジ・ドレッドですか。階段を上っていったMaelonaはえらく機嫌悪そうでしたけど追いかけますか。 「あら、どうやってGoganをお茶から引き離したの?」 いきなり皮肉ですか、これはまた…。 「ホント!この先、這いづりまわって助けを請わなきゃいけないのよ。あんな賊共に色目使って…ああ!殺してやろうかと思ったわ!!」 うわ~~やっぱ、奥さんかなり怒ってらっしゃいます。 「あ…ごめんなさい…ついイライラして。驚かせてしまったわね。説明するわ」 気を取り直し、話してくれたのはこういうこと。 女だけの強盗団とやらは町で男をひっかけて、フラフラついてきた所で文字通り身ぐるみ剥ぐんだとか。古典的かつ実戦向きな手段ですな。なんでこんなアホな犯罪が放置されてるのかと言うと、街のガードたちがあまり積極的に対処しようとしないから。被害者の男どもが、ばつが悪くて届け出ないんですね。奥さんにバレた日には旦那は針のむしろを強いられるますから。ここの家みたいに。 Maelonaは旦那が自分よりその強盗たちのほうが魅力的と知ってたいへんご立腹でございます。けどこれでその女強盗団を蹴散らしても旦那たちの前科が消えるわけでなし、まだ話の続きがあるようですね。 「Goganが…その…そうだった時に彼は大事な物をとられたのよ。あ、あなたが考えてるようなものじゃないわよ。彼があいつらの隠れ家に誘い出された時、大切な家宝を奪われたの。私たちの結婚式に彼に渡したもの。小さな指輪よ」 いえ~そんなコト考えてませんってば。 なるほど。つまり強盗団から代々母親から伝えられてきた家宝の指輪をとりかえして欲しい、それが彼女の依頼ですか。報酬は100ゴールド。ホテル代4日分です。いいですとも、引き受けましょう。彼女はその女強盗団を探すならウォーターフロントの居酒屋「Flowing Bowl」を訪ねるようにと話してくれました。詳しくは旦那が知ってるそうです。そりゃそうでしょうとも。 再び壁とお見合いしてる旦那のGoganのところへ。 「あはは、妻は大げさでね…」 いやあんたが全面的に悪いだろ。 「まぁ、本当の事だからね。私はセイレーンの魔女達に一族の指輪を奪われた。みっともない話だが、恥を忍んで頼むよ」 Goganは居酒屋「Flowing Bowl」で北方人と帝国人のいけてる美女に出会ったそう。彼女たちと意気投合し、お決まりのように納屋にしけ込んで、いざコトをいたそうと服を脱いだところで、突然美女たちが武器を取り出して襲いかかってきたんだとか。で、素っ裸同然で逃げ出してきたっていうなんともマヌケな話をしてくれました。 「お願いだ、指輪を取り返してくれないか。離婚なんて勘弁して欲しいんだ」 身から出た錆でしょうが。 街では旦那の噂話が広がり奥さんは肩身の狭い思いをしています。旦那はともかく、奥さんの指輪だけは何とかして取り返したいという気持ちはよく分かります。野次馬根性で首を突っ込んだ事件ですが、ここは本腰入れてかかりますか。 お。雨あがりましたね。 城壁の外、港に面した居酒屋「Flowing Bowl」に向かってみました。店の主人に強盗のことを尋ねたら、急に眉をひそめました。 「ああ、何人かいたね。ここじゃ何もできないし、法律やぶるわけでもないんでね」 実際、ここで身ぐるみ剥いでるわけじゃないんだから、店主が見て見ぬふりをするのは当然ですか。 「待ってればそのうち現れますよ」 ふむ、そうさせて貰いますかね。飲み物を頼んで席に座ろうとしたら、見知らぬ女が店に入ってきました。おや?こっちに近づいてきますよ。 Faustina? 話しかけてきたSigny Home-WreckerとかいうNord の大女の向こうに帝国人らしい女がもう一人。この二人がGoganをたぶらかしたセイレーンですか。えらく恰幅のいい魔女ですねぇ。にしても奥の女、妙な雰囲気です。なんかこう産毛が逆立つような。 「はじめまして、でいいわよね?」 Faustinaは怪しげな笑みを浮かべて挨拶してきます。 「見たところ、なかなか使えそうね、あなた。お金を稼ぐ方法を気にかけないタイプかしら…フフフ」 うわぁ、なんですか、この色気過剰なおーねさん。 「一緒にどう?…私たち賊よ。街から離れた場所に馬鹿をおびき出して金をまきあげるの。獲物?従順な振りしてればころっと騙せる軟弱な男よ。ははは…男を騙すのは簡単。決めるのはあなたよ、仲間になるなら夜の11時ぐらいに農家のGwedenの家にきて。地図に書いておくわ」 性悪~! いきなりあっさりと勧誘されてしまいましたけど、それにしてもなんかこう肌寒くなる女ですねぇ。 「そうそう、ひとつ言っておくけど、ガードにちくっても無駄よ。どんな報酬がでるにせよ、もらうまで生きてられないから」 おお、怖い、怖い。 「はっきりさせとくわ。私たちは売春婦じゃない。私たちは私だけで間に合ってるわ。男なんかに指一本ふれさせやしない」 …ちょっと、まて。今なんて言った、この女。うわ~!なんでそこで腰くねらせますか。さっきから感じてた悪寒の正体はそういうことですか。こりゃ、とっととこの店出ましょう。 はてさてどうしたもんでしょうか。賊になる気は毛頭ないですけど、あのおねーさんと懇意になるのはご遠慮願いたい。依頼は指輪の回収だけで、賊の退治は請け負ってないです。最悪、力づくで指輪を取り返す事になりますか。 おわ!扉をくぐると暗がりにFaustinaが立っていました。いきなり驚かさないでください。 昼間見せた怪しい笑みで近づいてきます。本当にザワザワしますね、この人見ると。 「仲間になると決めたのかしら。いいわよ、これで強盗が一人増えたわね。まず、仕事を教えるわ。Flowing Bowlで下調べをして酒飲みの既婚者を捜す。次にそいつを誘惑して適当な場所に連れ出し、服を脱がせる、簡単よ。助けも呼べないし、その時トラップが発動ってわけ。今まで血が流れたことはないし、たいがいの男はきまりが悪くてガードに話さない!」 いやはや彼女の話を聞いてると本当に簡単なように聞こえます。実際、簡単なんでしょうね。 「それはそうと…肝心な事だけど、あなたの肌、ちょっと見せて貰えないかしら?…嘘よ、からかっただけよ。誰もあなたにはふれないわ。さぁて、どうする?」 今、本気だったでしょうに、あんた。これ以上この女に近づくのは願い下げ。 「いやだって言ったら?」 「さあ、そんなことにはならないでしょう。あなたを殺すことになるもの。Anvilに戻ってばらされるわけにはいかないし。でも何故?YESというほうが簡単で利益があるのに、NOという言う必要がある?それともあなたは何か別の用事でここに来たのかしら?」 「私はGoganの指輪を探しにきた」 突然、彼女は形相を変え叫びました。 「畜生!やっぱりそうか、知ってたわよ!ガードに雇われたのね!一人で乗り込んでくるほど馬鹿じゃないと思ってたのに!」 え? 「あのクズ指輪、あれが偽物だと分かった時、気づいて当然だった!能なし!ガードの計画だって丸わかりだったのに!」 指輪が偽もの?なんだ?なんの話をしてるんだ? 「わかったわよ!あんたたち!生かしておけないヤツがいるわ!」 うわ、考えるのは後回し。奥から二人飛び出してきます。応戦しましょう。 さすがに3人同時に相手するのはきびしい…。そこへ一息つく間もなく人影が。 まだいたの!っと剣をふりあげた手を止めると、目の前にガードが二人、それも意外な方が。 「あなたが私たちの本当の姿を見たら、きっと驚くと思っていた。あなたは何故って顔してるわね。なんでも聞いて」 なんで?あなたMaelona?とするともう一人はGoganですか。 彼女とGoganは本当にAnvilのガードで、何ヶ月もFaustinaたちを捕まえようとしていたけれど、被害者が証言を拒否してしまい進展しなかったそうです。そこでこの事件を止める唯一の方法は町の人間ではない流れ者を使う事だと考え、たまたま女の私がそれに首を突っ込んだという事のようです。依頼受けたのが男なら囮に使う予定だったんでしょう。結局、全部芝居だったんですね、あの夫婦喧嘩も。騙された私は馬鹿ですか。そーですか。 けれど結局、この事件が流血ざたで終わることになったのをMaelonaは恥じました。女同士で殺し合いになるとは思ってなかったようです。そうか、私、彼女たちが内定していた犯人遣っちゃいましたね。まずったかなぁ。 「Faustinaは?」 「私たちが処理します。あなたは関わらないで。あなたには選択の余地がなかったのよ」 …なにかすっきりしないものを感じますが。罪に問われないのは結構ですけど。 「Anvilに戻って落ち着いたら、いつでも声をかけて。そうそう、私たちの正体は誰にも言わないでね」 秘密捜査官なのか?なんかBladeくさいですね、あなた達。 二人が何やら話してる間に亡骸の懐をちょっと拝見すると、鍵が出てきました。隣の部屋の鍵です。ちょっと覗いて見ますかね。開けてみると階段があります。下の階に降りるとベッドがあって…ここが彼女たちの寝床ですか。おやま、服がいっぱい。これは被害者のものでしょう。はてさて持ち主に返してあげますかしら。
by yamanobe26
| 2006-04-02 13:34
| Oblivion日記本編
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