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クエスト名『Galaxy News Radio 4』
交換部品の在処が判ってるのに、何故Three DogはBrotherhood of Steelに依頼しないのか不思議に思ってました。 私一人ならなんとか抜けられないこともないですか。幸い塹壕掘るのに気合い入れまくったらしく、Super Mutantのタッパでもすっぽり隠れるから容易に外へ撃ってはこれない。発見されても迷路同然だ。集まってくるには時間が掛かるでしょ。 特徴ある新古典様式のドームが半壊した合衆国連邦議会議事堂前。夕焼けに赤く染まる階段を舞台に、Super Mutantと傭兵らしき黒いアーマー姿が激しい銃撃戦を繰り広げていた。 傭兵側が優勢。「やるなぁ」と思わず関心するほど圧倒的に。五、六人のチームで突撃銃を標準装備、ミサイルランチャーを携行しロボットが二体随伴。火力を集中して確実に巨漢を薙ぎ払ってゆく。 Super Mutantを刈りとった兵士の黒アーマーの胸にはっきり白マークが映る。娘っこ一人を追いかけ回してるかと思えば、こんなところで戦争ごっこだ。何を考えてるのでありましょうか、あの会社は。 …でもこれは使えますよね、と判断。もう一働き、時間外労働をして貰おう。 慌てて陣地に飛び込み塹壕内をL字に駆け抜けて脱出すると、Super Mutant Vs Talon Companyの第二ラウンドがスタート。 .32弾一発と引き替えに回収した大量の武器・弾薬に頬を緩めつつ、楽々敵陣を渡りきって博物館へ入った。 館内の要所に配置された端末の大部分は未だ生きている。当時の記録や展示内容が残っており、音声ガイダンスによる説明も聞くことが出来る。博物館の運営が終了したのは2077年10月、大戦の勃発した年だ。核が撃ちこまれ、軍研究施設に保管されていたFEVが大気中に散布、各種実験棟は封鎖して地上との連絡を絶った。 2078年度の展示予定品にT-45d Power Armorや試作のレーザーピストルが候補に上ってます。ちなみにBrotherhood of Steelが使用しているのもT-4型。やっぱアレも大戦時に作られたもの。 “よう、きたなJiggs お前の分け前を隠すに都合のいい場所を見つけた。ここへ着くまでが地獄だが、俺は辿り着いた。いつものように端末に『パンくず』を残してある。ここのセキリュティはザルだ。手順を完了しろ。間違えることはあるまいが、しくじればシステムがロックされる。後でいつもの場所で会おう。 幸運を! Prime” わざわざ余所様のコンピューターをハッキングしてまで何を隠したのかは判りませんが、臭いますよね、お宝の臭いがプンプンと。 続けて“#001”と項目が現れ、四つの数字が並ぶ。『#009』『#019』『#030』『#049』。うち正解一つをチョイスしろって仕掛けらしいんですが、全くチンプンカンプン。不正解を選ぶとアウトだそうですからヒントを探しましょう。 三つの答えをそれぞれの端末で選ぶと、メッセージが表示されパスワードが入手出来た。 “さすがだ、Jiggs! 昔のカンは衰えてないな!ブツは西棟二階のセキュリティ室の金庫の中にある。そこの端末を使ってゲットしろ、お前さんの分け前だ、相棒。持って行け。Jury Street駅近くのくたびれた飯屋で会おう。 じゃあな。 Prime” “歴史の始まりより人は宇宙を知ることに恋いこがれてきました…” 時折酔っぱらうテープの声は挽肉…もとい皮肉に語りかける。プラネタリウムの天井一杯に広がる星々は冷めて忘れた恋模様ってところですかね。アナウンスは録り直したほうがいいな。今時の人類はお空のことなんか気にしてませんてば。 ま、こんなもんですかね。随分と時間を使っちゃいましたから先を急ぎませんと。見た目のワリに軽いアンテナを抱えて博物館の出口へ。 「とっとと出て行け」とウザがられはしたたが、番兵は塔に入るのを邪魔だてしなかった。勝手に入って直せってことらしい。 帰り道は聞かされてない。GNRビルの裏口から上ることは出来ないので、今度は正面玄関に回る必要がある。まずは素直にMuseum駅からMetro Centralを抜けてDupont駅まで戻ってみることにした。そこから先は行ってみないと判りませんし。 「また死にたがりの人間かい…Mallへようこそ、お上りさん」 「余裕ですね」 遠目にも鮮やかな赤い髪のGhoulはくわえた煙草をプイと吐き捨て、取り出したもう一本に火を付けた。 「…あぁ、あのパンチ狂どものことか?問題ない。Ghoulには手を出さないからね。親戚か何かだと思ってるらしい。どうだか知らないけど。どのみち今は他の連中の相手で…」 「あなたは一体どちら様で?」 「お互い初対面だったか?私はUnderworldの番人、Ghoulの街の、Museumの地下にある…って、観光客じゃ知らないな。えぇ…と、名はWillowだ」 「私は…そのお上りさんに見えますかね?」 Willow女史は「見える」と断言した。そーですか。 Underworldの名はGhoulの人々から幾度か聞かされてます。目の前に建つ歴史博物館の地下にある彼らの街だと。Willow女史の話だと“君がGhoul嫌いでなければ売買、修理等一通りのサービスが受けられる”。彼女もそうですけど、Ghoulの人々は取りたてて人間を嫌ってはいません。勿論、好いてもいませんが。 「あぁ、そうだ。君同様の人間。君がどうかは知らないけど。人間は似たかよったかだからねぇ。アドレナリン全開のPower Armor、Brotherhood of Steelだろ、それにオツムのイカれたTalon社…他にもいるよ」 フーっと口から紫煙を吐き、彼女は目前で戦争に明け暮れる人間たちを鼻で笑った。戦場のD.C.で唯一の不戦勢力がこのGhoulたちってことです。彼ら、彼女らこそが戦争の犠牲となった者の最たる姿。大地を血で濡らし、水を放射能で汚染した人類が性懲りもなく銃を手に正義を振りかざす。放射能の海で今にも切れそうな蜘蛛の糸に必死でしがみついてる様はさぞかし滑稽だろう。落ちて楽になっちゃえば〜ってなもんだ。 いずれUnderworldを訪問することを彼女に伝えた後、地下鉄の階段を下りた。
by yamanobe26
| 2009-04-01 13:59
| Fallout3日記
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